全日本学生馬術大会2023
11月1日~6日にかけて全日本学生馬術大会2023が行われ、同志社は2,3日に行われた賞典障害馬術競技大会に出場した。同志社からは3名が出場し、泉が個人で3位入賞を果たした。
個人戦のみならず、各大学上位3名の総合成績を用いて、団体戦としても争われる今競技。同志社からは宮坂(心理3)、泉(社2)、坂光(経1)が出場した。
初日の第一走行。宮坂・BIZザミーラペアは2反抗により失権。続く坂光・クリオソファンデクリュエンヴェルデンペアは途中走行が止まってしまい減点17、タイム85.79秒で走りを終えた。3人目の泉・クアドリフォリオペア。障害を落とすことなく、減点0タイム79.37秒と安定感を見せた。
翌日の第二走行。はじめに走行したのは宮坂・BIZザミーラペア。前日のリベンジを図るが、失権となってしまい悔しさが残る結果に。2人目の坂光・クリオソファンデクリュエンヴェルデンペアが走行を始める。「入りのラインや角度を入念に確認した」(坂光)。第一走行の反省点を生かし、減点0タイム80.61秒の走りを見せた。「減点0を2日間続けられるように」と来年への意気込みを語る。同志社最後の走行は泉・クアドリフォリオペア。個人入賞へ向けて減点0の走りが求められる中、安定感かつスピード感のある走行で減点0タイム78.05。第一走行よりタイムを縮め、ジャンプオフ進出を決めた。
7人で争われたジャンプオフ。泉・クアドリフォリオペアは華麗な走りを見せるも、障害を1つ落とし減点4タイム42.29秒で走りを終えた。これにより、泉が個人3位入賞を果たした。「焦りが出てしまった、来年は優勝を目指す」(泉)と少し悔しさを滲ませる。
これで今年度の全ての大会を終えた。主将の宮坂を中心に温かいチーム作りができていた馬術部。個人団体ともに飛躍を目指し、チーム一丸となって来年に臨む。(文責:金井莉子、撮影:栗林真菜)