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【馬術部】個々の活躍光り団体優勝果たした

第67回関西学生賞典総合馬術大会、第49回関西学生複合馬術大会

 6月29.30日に三木ホースランドパーク(兵庫県)で第67回関西学生賞典総合馬術大会、第49回関西学生複合馬術大会が行われ、同志社は複合に参加した。馬場馬術では若原と大賀、寺田が入賞、障害馬術では勝が3位、寺田が1位に輝く。その結果、同志社が団体優勝を果たした。

 初日に行われたのは馬場馬術競技。まず馬場馬術競技Bには、渋谷(商3)・本間(文3)・永松(文情3)・上原(理工2)・若原・大賀・四良丸(同女2)・井口(理工2)・乾(法2)・李(GC3)・内波(商3)の11名が出場した。若原がペアを組んだヨシテルは昨年まで競走馬として活躍。「次につながる結果を残せてよかった」(若原)と今までのトレーニングの成果を発揮した。基本に忠実な走行が評価され若原は3位入賞と良い結果を残す。「細かいミスを減らしていきたい」(若原)と次戦への意気込みを語った。5月に行われた新人戦の馬場馬術競技で4位入賞を果たした大賀。今回ともに走るのは今までペアを組んだことがないガロンヌだった。しかし緊張をものともせず完走。今後の課題として「頭の位置まで完璧に」(大賀)とさらなる美しい馬場を追い求めることを口にした。

若原(法2)・ヨシテルペア
大賀(理工2)・ガロンヌペア

 続いて行われた馬場馬術競技Aには寺田が出場。春学では2位入賞を飾るが課題点も多く見つかっていた。馬のポテンシャルを引き出せるように意識して練習に励んだ寺田。本番ではうまく補助ができなかったと、惜しくも4位となる。入賞圏内に入ったものの「ペアを組んでいる馬としっかり息を合わせたい」(寺田)と今後の意気込みを語った。

 

 2日目は障害馬術競技が行われた。障害飛越競技Bに出場したのは池田と新井。池田(理工4)・タイフーンペアは第1障害を飛ぼうとするもタイフーンが拒み、障害間45秒により失権してしまう。一方、新井(同女4)はゾディアックと息の合った走行を披露し、減点0の満点走行。惜しくもタイムが入賞には及ばなかったものの、今後の糧となる走りとなった。

 続いて障害飛越競技Aが行われた。同志社からの1人組は寺田。「(シェズ・ノアは)めちゃめちゃいい子で反抗することを知らない」(寺田)。前日の馬場馬術でもパートナーを組んだ愛馬と臨んだ。華麗に跳躍を続けるも、コース終盤に馬の後ろ足が障害にかかり1落下。その後は安定感を見せ、減点4で走行を終えた。2人組は勝(社4)・ガロンヌペアが出場。途中で何度か落下があったものの、減点18で完走する。その結果、勝が3位入賞、寺田が1位に君臨。「自分の意志で馬を行かせることも抑えることもできた」(寺田)と春学からの成長を語った。

寺田(政策4)・シェズ・ノアペア

 多数の入賞者により、今大会において同志社が団体優勝を達成。選手たちは「監督・コーチのおかげ」と普段サポートしてくれる人たちに感謝の気持ちを表した。次戦は2週間後に行われる夏学。「みんなで底上げして強くなっていきたい」(寺田)。馬とともに切磋琢磨し合い、全学への道を切り開け。(栗林真菜、金井莉子)

賞状を持つ選手たち

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