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【馬術部】秋学糧に次の舞台へ

第57回関西学生自馬馬術大会

 8月23.24日、三木ホースランドパーク(兵庫県)で第57回関西学生自馬馬術大会が行われた。総勢18名が出場し、障害飛越とジムカーナで3組が入賞する活躍を見せた。

 1日目は馬場馬術とジムカーナが行われた。

 第1競技馬場馬術競技Cには柳内(文情2)・エングローサーペアが出場した。緊迫した会場で演技を披露するも入賞には至らなかった。

 第3競技馬場馬術競技Bにはオープン参加を除き3組が出場。本間(文4)・ヨシテルペア、渋谷(商4)・アートフェスタペア、上山(政4)・エングローサーペアが尽力するも入賞にはあと一歩届かず、それぞれ7位8位9位の結果となった。

 第5競技ジムカーナ競技には新入生の6人がデビュー戦として出場。この競技は初心者を対象としており、規定タイムとの差が最も小さい人が優勝する。この、わずかな時間が結果を左右するレベルの高い競技で、活躍を見せたのが荒木(文情1)・ヨシテルペアだ。誤差0.55で1位に輝いた。「馬と周りの人に支えてもらっていたので、その恩返しが出来た走りだったと思う」(荒木)。鮮烈なデビューを果たした新星から目が離せない。

 2日目は障害飛越が行われた。

 まず初めの競技は第6競技障害飛越競技B-LA。「ペアを組んでから半年経つので馬との信頼関係も出来ていて楽しく走れた」(井口・理工3)。参加した井口・アートフェスタペアは減点3タイム81.02で4位に入賞した。

 第8競技クオリファイジャンプでは、吉本(同女1)・BIZザミーラが出場した。減点28タイム88.23で4位入賞を果たした。

障害を飛び越える吉本(同女1)

 この大会最後の第9競技障害飛越競技L-Cにはオープン参加を除き2組が出場。上山・ヨシテルペアは減点2タイム61.44、上山・アルデエンブレムペアは減点6タイム61.86で健闘を見せるも入賞まで届かなかった。

障害を飛び越える上山(政策4)

 以上2日間の結果により、善戦するも団体の入賞には至らなかった。今回は1年生にとってはデビュー戦、一部の4年生にとっては引退試合となる節目の大会である。この経験を糧に各々新しい舞台へと旅立って欲しい。(文責・撮影:谷口未紗妃、水落祥香)

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