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【馬術部】大舞台で1年間を締めくくった

全日本学生馬術大会2025

 10月30日~11月3日にかけて全日本学生馬術大会2025が行われた。全国から人馬が三木に集結。同志社からは4名が出場し、全力を尽くすも悔しい幕閉じとなった。

 賞典障害に出場したのは、泉(社4)、坂光(経3)、若原(法3)、吉本(同女1)。第1走行、同志社から最初に登場したのは吉本。ルーキーとは思えない落ち着いた走行を見せる。障害を落とし減点を受けたものの、75.51秒の好タイムで最後まで走り切った。しかし、続く若原と坂光が、それぞれ反抗と落馬に見舞われ悔しさが残る。チーム最後の走行となったのは泉。軽やかな走りで会場を魅了すると、減点0で走り終えた。

障害を飛び越える泉

 翌日行われた第2走行。雨が降りしきり、会場のコンディションは満足のゆくものではなかった。そんな中でも、吉本は安定感を見せる。第1走行よりもタイムを2秒近く縮め完走。ルーキーとして存在感を放った。続いて走順39番目に登場した泉。ジャンプオフ進出のため減点0で走り切ることが期待される。観客の視線が注がれる中、クアドリフォリオと息を合わせスタート。しかし、第3障害の手前でまさかの落馬。まさかのアクシデントに涙を浮かべた。泉にとって学生最後の大会、入賞を狙っていただけに悔しさは拭いきれない。

安定感を見せた吉本

 大会3日目の賞典馬場には泉が出場。昨日から気持ちを切り替え自身の走行に集中する。細部まで繊細さにこだわり、華麗に演技。最終得点率は60㌫を超えるも決勝進出にあと一歩届かなかった。

愛馬をたたえる泉

 今大会をもって今年度の大会が終了。春からは新チームとして新しい戦いが幕を開ける。全学を経験したメンバーが中心となって部を盛り立て、結束力を高めることが期待される。個人、団体共に好成績を残すべく歩みを止めるな。(金井莉子)

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