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【馬術部】団体4位で武道組完!

 11月1〜6日にかけて全日本学生馬術大会2022が行われ、同志社は2.3日に開催された賞典障害馬術競技会に出場した。同志社からは4名出場し、個人では武道が9位入賞。団体でも4位を獲得し、4年生は大学生活最後の大会を終えた。

2日間に渡り行われた今競技。同志社は奥野(商2)、中村(経4)、泉(社1)、武道(スポ4)の4名でチームを組んだ。

奥野・アスランZペア

第一走行目、奥野・アスランZペアはタイム72.73秒で障害を2つ落としてしまい、減点8。続く中村・BIZザミーラペアは落馬により失権してしまう。3人目はルーキーの泉・クアドリフォリオペア。夏学での個人優勝経験から前半の障害を危なげなく飛んでいたが、第8障害で1つの落下により減点4となる。1日目最後は昨年の全学で個人準優勝を果たしている武道・シロッコプラダペア。序盤から安定感のある走行を見せ、このまま減点0で走り終えられるかと思ったが、最終の11番障害で落としてしてしまう。この日は減点4で走りを終え、翌日へリベンジを誓った。

上位3選手の成績より団体成績が決まる今大会。同志社は減点16、団体6位で1日目を終える。

中村・BIZザミーラペア

2日目、まず走行を始めたのは中村・BIZザミーラペア。最後の大会は楽しむことを目標に走行していたが、第8障害で着地の際にバランスが崩れてしまい落馬。2日間とも失権となってしまい、人馬一体となって走行する難しさを痛感する走りとなる。それでも中村は「馬、かわいかった!(BIZザミーラへ)これからも後輩を乗せて頑張ってほしい」と笑顔で4年間を締めくくった。

2人目は奥野・アスランZペア。アスランZの足の状態の不安がある中での走行となり、第1障害から落としてしまう。その後も2つの落下があり減点16。個人で2日間のトータル減点は20となった。

泉・クアドリフォリオペア

「(武道)芙紀さんを日本一の主将にする」。(泉)団体戦入賞にはもう減点ができない中、3人目の泉・クアドリフォリオペアが走行を始めた。落ち着いた表情を見せながら障害を飛んでいき、最終11番障害も後ろ足が触れながらも何とか耐え、2日目はタイム72.83で減点0。走り終えた瞬間にガッツポーズを見せ、愛馬クアドリフォリオを称えた。

武道・シロッコプラダペア

同志社最後に走行したのは主将武道・シロッコプラダペア。団体戦入賞に向け期待がかかる中、第二走行も終始安定感のある走りを見せる。緊張しながらも最後まで集中力を切らさずタイム68.50で減点0。「4年間(シロッコ)プラダと全学に出続けられて、成績も残せたからよかった。ありがとうしかないです。」と笑顔で走り終えた。

これにより同志社は総減点28で団体4位、武道も個人で9位入賞を果たした。

昨年団体6位から4位まで順位を上げた同志社。この試合をもって武道組は終幕となる。「みんなあったかくて、優しくてアットホームです」(武道)。笑顔が絶えない馬術部はさらなる躍進のため、人馬一体となって歩んでいく。(文責:栗林真菜、撮影:橋本純)

集合写真
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