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【フェンシング部】フルーレリーグ戦男子3位、新人戦優勝!

 4月15、16日、大山崎町体育館にて令和5年度関西学生フェンシングリーグ戦・フルーレが行われた。結果は男子チームは3位入賞、女子チームは4位。また、新人戦では曽根(商1)が優勝を果たした。

 男子フルーレ1試合目は京産大との対戦。先制点を獲得し、流れを我が物にしていた同志社。一時1点差まで追いつかれ、危うい場面も見られたがなんとかしがみついた。45-37で勝利。続く関学戦でも、柏原(商4)の5連続得点をはじめとして勢いをつけ、そのまま45-37で快勝。

 1日目最後の試合である愛工大との対戦。コロナが明け、外野から声を出して応援することが可能になった本試合。愛工大の大きく明るい声援の中、試合は幕を開けた。先制点を奪うも、僅かなリードを許す。なかなか差を埋めることができずにいたが、大野(商3)の反撃により40-39。しかし、やはり相手の応援の力は強く逆転され、43-45で敗北を喫した。「勝てる試合を落としてしまった為、悔しい結果となってしまった。気持ちを切り替えて勝ちにいきたい」(柏原)続く2日目。4試合目は朝日大との対戦だ。昨日の悔しさをバネに先制し、リードを築く。このリードを保ったまま最終ラウンドに突入した。このまま勝ち切ると思われたが、朝日大の勢いが増し、44-44まで追いつめられる。最後の1点を取り切ることができず、44-45で逆転負けした。

攻める大野

 最後の第5試合はライバルである立命大。公式戦では負けが続き、今回こそ勝ちたいところである。しかし、試合開始早々失点し、先行されてしまう。その後果敢にアタックするも、次々と防がれ6点差まで開く(19-25)。誰もが負けてしまう、そう思った瞬間であった。しかし、大野(商3)が7連続得点し、勢いそのままに44-44、試合終盤へ。緊張の一手。柏原の素早い突きが命中、勝利を獲得した。柏原は「チーム一丸となって戦えたし、応援があって勝てた」と振り返った。

喜ぶ男子フルーレチーム

 女子フルーレ1試合目は中京大との対戦。序盤から大差を開き、そのまま45-36で快勝した。2試合目は朝日大との対戦した。先制点を獲得するも、連続失点を許してしまい33-45で敗北。続く立命戦。時間を使いながら戦術的な駆け引きを行い、優位に立ち続ける(35-28)。迎えた最終ラウンド。パワフルな戦い方の曽根は果敢に攻めるも防御され、失点を重ねてしまう。しかし、仲間の応援を聞きながら気持ちを切り替え、連続得点を獲得、45-41で勝利を収めた。宮下(社4)は「一人一人がどういう戦い方をしなければいけないかを理解できていたから勝てた」と振り返った。第4試合は関学との対戦。これまで何度も対戦し、お互いを知り尽くしているという同志社と関学。序盤は4‐4と同点で抑えるも、相手の技術に一歩届かず、大差で試合終了。27-45で敗北を喫した。「団体戦らしい戦い方ができた。ただ、個々の技術や力を向上させ、団体戦の戦い方を考えていかなければならないと、課題が見えた試合でした」(宮下)

お互いを賞賛する松本(商2)と宮下

 同日に行われたフルーレ新人戦。藤田(心理1)、曽根、天岡(法1)が出場した。

 順調にトーナメントを勝ち進んだのは曽根。大きな声援の中準決勝では順調に点数を重ね、10-5で勝利。続く決勝では、14点目まで大差をつけて点数を重ねる(14-5)。「追いつかれる側が苦手で焦ってしまった」(曽根)。6連続失点を許してしまったが(14-11)、力強い突きで15点目を先取。新人戦優勝を果たした。「嬉しいんですけど、焦ってしまったので勝った気がしないです」とコメントを残した。

果敢に攻める曽根

 新チームで3位入賞という好成績を残したフルーレチーム。これからチーム一丸となりレベルアップしていくことは間違いないだろう。今後の活躍から目が離せない。(文責・撮影:平沼栞)

 

 

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