フェンシング部
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【フェンシング部】新たな可能性見せた

令和6年度関西学生フェンシングリーグ戦(男女エペ)
 5月11、12日、滋賀県立体育館にて令和6年関西学生フェンシングリーグ戦(男女エペ)が行われた。

 男子エペには、西村(商4)、遠藤(商4)、角岡(文情3)、角岡(商3)が出場した。第1試合目に対戦するのは強豪である立命大。1日目は優勝に向けて点差を離して勝つことが必要であり、ここで勝利すれば同志社にとってとても有利になる一戦だ。4回戦の角岡は9-13と点差を付けられている状況で試合を始めた。相手をエンドラインに追いやった攻めたプレーで20-18と大逆転。続く西村も隙を突き25-20と良い流れを続かせた。勝利の女神が微笑んだかと思われたが、「取りに行こうとする所を狙われた」(西村)と、徐々に点差が広まっていく。果敢に攻めるも、39-45で惜しくも敗北した。続くのは、勝利を収めておきたい京産大戦。1回戦の西村は5-1と点差を大きくつけ、流れを同志社のものにした。その後の角岡、税所も失点を少なく抑え、43-34で勝利を収めた。課題が明らかとなった1日目の試合を終え主将の西村は「自分たち主導のフェンシングをできるよう取り組み、1つでも上の順位を目指したい」と語った。

攻める西村
喜ぶ選手たち

 女子エペには、松本(商3)、西脇(文3)、北山(経済3)、大野(スポ1)が出場した。「1日目は強い相手ばかりなのでどれだけ点数を粘れるかが大切だ」(松本)。第1試合目は関学大と対戦する。他の種目の違って全身が有効面のエペは、間合いを見ることがより大切になってくる。しかし、関学の勢いに飲まれ前半4回で11-20と点差を付けられた。「序盤に点差を付けられたことによって後々しんどくなってくる」と巻き返しを図れず26-45で敗北。続く朝日大戦では、2回戦から同点をキープしながら試合を展開。チームメート全員が本領を発揮し、強豪相手に食らいついた。最終回の松本には36-40でバトンタッチ。相手にプレッシャーを与えながら自身のフェンシングを行おうとした。「点を取ろうと思うほど焦ってしまって冷静さを失ってしまった。相手のほうが冷静だった」と、43-45で惜しくも敗北した。

攻める大野

 男女エペともに強豪校に勝利を収める兆しが見えた今大会。「みんなが繋げてくれたものを最後にちゃんと勝てるようにしたい」(松本)。リーグ戦を終え、露になった課題を改善し、秋のカンカレで前年度より良い成績を収めるフェンシング部が見れることだろう。(平沼栞)

男子エペ

同志社 38-V45 立命大

同志社 V43-34 京産大

同志社 V45-35 愛工大

同志社 V45-44 関学大

女子エペ

同志社 28-V45 関学

同志社 43-V45 朝日大

同志社 35-V45 中京大

同志社 26-V44 立命大

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