
2024年度全日本学生フェンシング選手権大会
11月13日〜17日、大山崎町体育館(京都府)にて全日本学生フェンシング選手権大会が行われた。

「練習では基礎的な部分であるフットワークに力を入れて挑んだ」(田村・商3)。強豪相手に自分たちの持つ力を発揮できるよう日々の練習に取り組んできた。

大会最終日の女子サーブル団体戦では、田村、数井(法2)、曽根(法1)が出場した。第1戦目は緊張感の高まる戦いとなった。1番手としてピストに立った田村は、序盤から相手の猛攻を受けるも、粘りを見せた。しかし、最後は押し切られ2-5でのスタートとなる。続く曽根は、相手のリードを追う形で試合を進めたが、相手の堅い守備を突破できず6-10で終了。ベンチでは「力まない力まない」という掛け声が響く。3番手の数井は相手をライン際まで追い込む場面もあったが、最後は惜しくも7ー15で終了した。続く曽根は果敢に攻め、得点を獲得。ガッツポーズが見られた。熱戦を繰り広げたが、流れを完全に引き寄せるには至らず10-20で次の選手にバトンを渡した。田村は多くの得点を重ねたが、相手の粘り強い守備に阻まれ、14-25で終了。数井はここで18-30まで点差を詰めるも、相手の安定した攻撃を止めきれず試合が進む。曽根も必死にプレーしたが、思うように点を稼ぐことができず、19-35で終わった。終盤、数井は反撃を狙ったが、相手の勢いを止めることができず21-40となった。最後の田村はビデオ審査の場面もあったが、結果は22-45で試合が終了。序盤から終盤まで一進一退の攻防が見られたが、最後は相手の地力が光り、敗北を喫するかたちとなった。

「相手が強くて厳しい状況の中、自分たちができる最大限を発揮することができた」と田村は試合を振り返った。次に向けて課題を明確にし、さらなる飛躍を胸に刻む試合であった。(津田花暖)
【男子フルーレ個人】
竹本(心1) 39位
大野(商4) 41位
遠藤(商4) 48位
【女子フルーレ個人】
曽根(商2) 20位
大野(スポ1) 39位
西村(同女1) 45位
天岡(法2) 55位
【男子サーブル個人】
藤田(心2) 17位
中垣(スポ3) 39位
岩井(スポ2) 61位
【女子エペ個人】
松本(商3) 17位
北山(経3) 55位
【男子エペ個人】
角岡(文情3) 55位
【女子サーブル個人】
数井(法2) 43位
曽根(法1) 40位
男子フルーレ団体 12位
女子フルーレ団体 10位
男子サーブル団体 14位
女子サーブル団体 10位
男子エペ団体 13位
女子エペ団体 10位