フェンシング部
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【フェンシング部】サーブル大健闘!小山3位、男子団体3位

10月22・23日に第71回関西学生フェンシング選手権大会・サーブルが大山崎町体育館にて開催された。1日目に個人戦と2日目に団体戦が行われた。女子個人で小山(法4)が3位を獲得し、団体戦では男子が3位を獲得した。

1日目に行われた個人戦。
迎えた男子4回戦目では坪本(心理4)が相手の流れを断ち切れず1―5と大きくリードを許してしまう。坪本は負けじとリードを取り返そうと激闘を繰り返すも相手は譲らず11-15で敗北を喫した。坪本は「いつも自分のベストを出せるのが遅いのでそこを最初からギアを入れていれば絶対勝てた」と悔しさを表した。
一方、女子決勝進出をかけた試合では、山下(法4)はお互い一歩も譲らない状況が続くも(5-6)、4連続失点(5-9)。その後連続ポイントを何度もたたき出すも一歩及ばず、12-15で敗北した。小山(法3)は全日本代表選手と対決した。試合初めから3連取するも相手の勢いに飲まれ失点を重ねてしまい8-15で試合終了。「相手の攻撃が強いのでできるだけ前で戦う戦法で行ったのですが中々思うようにいかないところもあり課題が多い試合でした」(小山)。続く3位決定戦は小山vs山下の同志社同士の戦い。山下が先制点を奪い、激しい激闘が続いた(8-8)。小山が4連続得点を決めそのままの勢い、15-11で見事3位を勝ち取った。小山は「先輩後輩関係なく、絶対に倒すという気持ちで挑めたので良かった」と振り返った。

左・小山 右・山下

男子団体戦、1戦目は京大との対戦。圧倒的な実力で相手を負かし45-9で駒を進めた。続いたのは愛工大戦。終始接戦を繰り広げ、両者とも焦りが見える。途中、逆転を許したが諦める事なく突き進む。終盤にかけ勢いが増し45-40で勝利を果たした。

3戦目は中京大。序盤の滑り出しは良かったものの、すぐに相手のペースに流されてしまう。それでも中盤にかけ勢いを取り戻し39-40で成田のターンへ。果敢に攻めるも得点にはつながらず、39-45で敗北が決まり、3位決定戦へともつれ込んだ。最終戦は関大との戦い。先制を取ったのは同志社。積極的なプレーで相手を追い込み10点差をつけ45-35で勝利を収めた。(3位)「(プレッシャーは)全然なかったです。春のリーグも勝ってた相手なのでそんなにプレッシャーはなかったです」と成田は振り返った。

天を仰ぐ成田

女子団体戦、1戦目は対中京大。

相手に先制を奪われるも、小山が8点を取り点差を縮めた序盤。その後も着々と攻めるも、相手の得点が重なり34-45で惜敗。「4回生として、皆のマインドのケアができなかった。プレーの面でもちょっと戦略ミスだった」と山下は反省の意を表した。

攻める山下

続いた3位決定戦は対立命。序盤は少し不安定なプレーを見せたものの、山下の連続得点により15-14と逆転する。その後は相手のペースに合わせてしまい少し点差が開いてしまう。25-30で焦りを見せたが終盤、山下が10点を獲得。(35-40)しかし、相手の勢いに乗せられ36-45で惜しくも敗北。(4位)「4回生らしく伸び伸びやったらいいよとアドバイスを受けてから楽しんでできた感じがあった。楽しむことが大事だなと思った」。(山下)

サーブルチーム

団体戦は男女ともに3種目インカレ出場が決定し、同志社フェンシング部の意地をみせた。全国の舞台へと残りの1ヶ月日々練習に励む。

(撮影・平沼栞、倉田蓮大 文責・大久保りんか、平沼栞)

サーブル

男子個人戦

坪本ー8位

吉田ー13位

成田ー14位

中垣ー39位

団体戦ー3位

女子個人戦

小山ー3位

山下ー4位

田村ー20位

団体戦ー4位

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