フィギュアスケート部
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【フィギュアスケート部】シーズン開幕戦で奮闘見せる

 8月11、13日に滋賀県立アイスアリーナでげんさんサマーカップ 2023 フィギュアスケート競技会・Sr 男子の部が行われた。同志社からは本田ルーカス剛史、小林隼が出場。それぞれ5位、14位という結果を残した。

 11日に行われたショートプログラム。4番滑走で登場した本田は、先日、ペア競技を始めることを発表しさらに注目が高まる中での出場となった。今季の SP プログラムは「Black Bety」。ロック調の曲に合わせ、レザーのベストに青色のシャツを纏った。ギターを弾くような振り付けで演技を始めると、会場は早くも手拍子で包まれる。冒頭のアクセルは抜けてしまったが、続くトリプルフリップ、最後のトリプルルッツ-ダブルトウループは着氷。緩急のあるクールな演技でファンを魅了し、61.77点で7位につけた。 

緩急のある演技を見せる本田(スポ3)

 16番滑走でリンクに立ったのは小林。「Check it out」を選曲し、軽快なスケーティングを見せた。高さと勢いのあるジャンプ3本をすべて着氷。演技後半、メロディーの合わせた手拍子が小林の勢いを加速させ、フィニッシュを迎えた。45.30点をマークし、16位につけた。
 今年は多くの観客が訪れ、活気に満ちた開幕1日目。そして、両選手13日のフリースケーティングへと駒を進めた。  

 13日に行われたフリースケーティング。小林は6番滑走で登場し、「オペラ座の怪人」に合わせ長い手足を使った優雅なスケーティングを披露した。冒頭のトリプルルッツ-ダブルトウループを決めると、その後のステップやスピンも完璧に決め得点は97.61。総合得点は142.44となり、14位で今大会を終えた。

表情豊かな滑りを見せる小林(スポ2)
長い手足を大きく使った演技を見せる小林


 一方の本田は18番滑走で登場。昨年からのプログラム「エクソジェネシス」をトリプルルッツを始めとする数々のジャンプを決め、優雅に滑り切った。得点は昨年の全日本で出した得点を大きく上回る132.33。総合得点は194.10とし最終順位は5位。惜しくも表彰台には届かなかったものの、健闘を見せた。

笑顔で演技を終えた本田

 シーズン開幕戦で奮闘した両選手。これから始まるシーズンでの飛躍に大きな期待がかかる。(文責:古川亜依、撮影:矢部彩香・藤本知優)

 

 

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