第17回西日本学生フィギュアスケート選手権大会
10月22日に木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県)で第17回西日本学生フィギュアスケート選手権大会が行われた。男子7・8級に3選手が出場し、森口澄士(商4)が2位、本田ルーカス剛史(スポ3)が6位、小林隼(スポ2)が8位。女子7・8級には4選手が出場し、大関凜花(経3)、前野百花(商1)、泉凜佳(生命2)、加藤日向子(社3)がそれぞれ5位、14位、18位、22位という結果を残した。また、学校対抗の団体で男子が優勝、女子が3位入賞を果たした。
男子7・8級の3番滑走で登場したのは森口。冒頭のトリプルアクセルで出来栄え点2.13点を獲得する高さのあるジャンプを決める上々の滑り出しを見せる。その後も洗練された演技を披露し、力強いステップを踏み終えると最後は拳を突き上げフィニッシュ。132.42点で2位に輝いた。
11番滑走で登場した小林は、連続ジャンプを次々に着氷。転倒なく滑り切り、107.56点をマークした。続く本田は新衣装を身にまとい14番滑走で登場。ジャンプミスを持ち味の表現力でカバーし、114.12点をマークした。
一方、女子7・8級の1番滑走で登場した泉はスピンでレベル4を獲得する美しい演技で70.90点をマークした。会場の雰囲気を一変させたのは24番滑走の大関。ジャンプ、スピン、ステップのすべての要素で加点を獲得し、ほぼノーミスの演技を披露した。ガッツポーズを見せる会心の出来で97.60点をマーク。堂々の5位入賞を果たした。29番滑走の加藤、30番滑走の前野はともに約3週間前に出場した近畿選手権のフリースケーティングの得点を上回る好演技を披露。それぞれ66.36点、78.56点の成績で今大会を終えた。
部員からの声援の後押しを受け、健闘を見せた選手たち。今後に控える大会に向け自己のスケーティングに磨き、さらなる成長を遂げよ。(文責:矢部彩香、撮影:古川亜依)
〈表彰式の様子〉
・森口2位、男子団体2位
・大関5位入賞