フィギュアスケート部
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【フィギュアスケート部】西日本選手権SPで熱戦見せた

第49回西日本選手権大会

 10月27日にひろしんビッグウェーブ(広島県)で第49回西日本選手権大会・2日目が行われた。男子SPには本田ルーカス剛史(スポ3)・小林隼(スポ2)、女子SPには前野百花(商1)・大関凜花(経3)が出場。本田5位・小林18位、前野22位・大関17位と、明日への期待を膨らます結果となった。

 8時30分から行われた男子SP。早朝にも関わらず多くのファンが駆けつけた。1番滑走で登場したのは本田。「Black Betty」の楽曲が流れると、エアギターを弾き鳴らし演技は開始した。冒頭のアクセルは成功。2本目のフリップは転倒するものの、トリプルルッツ-トリプルトーループは華麗に決めた。会場の手拍子とともに、本田の演技にも力が入る。スピード感を落とすことなくフィニッシュし、67.41点をマークした。

エアギターを弾き鳴らす本田

 次にリンクに立ったのは小林。「Check it out」の楽曲に合わせ、氷上を滑り始めた。ジャンプのミスが目立ったが、リンクを大きく使う小林らしさは変わらない。ファンを引き込む演技で、44.29点をマークした。それぞれ5位、18位につき、明日のFSの演技も期待される。

リンクを大きく使う小林

 女子SPの18番滑走で登場した前野はジャンプのミスこそあったものの、滑らかなスケーティングで35.85点をマーク。19番滑走の大関は、「エルフラメンコ」に合わせた演技を披露した。キレのあるステップと滑らかなスケーティングで緩急を持たせ、妖艶さを表現。最後は頭の上でポーズと持ち前のスマイルで締め括り、38.97点を獲得した。それぞれ22位、17位についた。

華麗に滑る前野
笑顔を見せる大関

 全国への切符がかかる今回の西日本選手権大会。各地から訪れるファンの声援を力に変え、新たな姿を明日見せてほしい。
(文責:古川亜依、撮影:藤本知優、古川亜依)

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