第70回同志社大学対関西学院大学アイススケート定期戦
12月16日、神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(兵庫県)で第70回同志社大学対関西学院大学アイススケート定期戦。フィギュアスケート競技では7級女子に大関凜花(経3)、泉凜佳(生命2)、前野百花(商1)、1級男子に松原碩冶(文3)、7級男子に本田ルーカス剛史(スポ3)、小林隼(スポ2)の合計6名が出場。それぞれが圧巻の演技を披露した。
7級女子の滑走順4番でリンクに立ったのは大関。「レ・ミゼラブル」の荘厳なメロディーに乗り、大きく伸びやかなスケーティングで観客を圧倒。終始笑顔で滑り切った。
続いて登場したのは同関戦初出場の前野。難易度の高いジャンプに果敢に挑戦し、ミスをカバーする美しいステップで巻き返した。
最後に登場したのは泉。優雅な衣装に身を包み、観客を惹き込む表現力で魅了した。
続いて行われた男子の部では1番滑走で松原が登場。大きな歓声の中懸命なステップでリンクを舞い、ダイナミックな滑りを見せた。
4番滑走で登場したのは本田。全日本選手権を控え、練習から3回転アクセルを決めるなど全力だった。「エクソジェネシス」に合わせ、演技前半は3回転アクセル、3回転フリップを綺麗に決める。また、ギャラリーへのアピールを欠かさず笑顔で滑り切った。
最後にリンクに立ったのは小林。リンクを大きく使った長い手足を生かした演技で輝きを放った。
スピードスケート競技との合計点で関学大には敗れたものの、選手は晴れやかな表情でリンクを後にした。来年も部員それぞれが研さんを積み、さらなるレベルアップを誓う。(藤本知優)