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【フィギュアスケート部】本田ルーカス剛史 好演で観客沸かす

第92回全日本フィギュアスケート選手権大会

 12月23日、ビッグハット(長野県)で第92回全日本フィギュアスケート選手権大会3日目が行われた。男子FSには本田ルーカス剛史(SP)が出場し、10位という結果で終えた。

 11番滑走で登場した本田。「エクソジェネシス」の儚いメロディーに乗り、演技を開始する。冒頭のトリプルアクセルを成功させると、2本目は4回転トーループ。両足での着氷となったが、高難度のジャンプに挑む姿に拍手が巻き起こった。その後も高いバレエジャンプなど安定感のある演技で観客を魅了。

華麗なスケーティングを見せる
ジャンプを決める

 演技終了後、会場はスタンディングオベーションの渦に包まれた。キスアンドクライで「144.04点」とアナウンスされると、濱田美栄コーチと抱き合い、涙を流した。シーズンベストとなる総合得点217.62点で10位。全日本でのラストシングルにふさわしい結果となった。

堂々の演技を披露
得点発表を待つ

 前日よりも多くの観客が駆け付けた3日目。各選手の高いレベルの演技に引き込まれ、会場はこれまでにない盛り上がりを見せた。今大会での経験を糧に、さらなる進化を誓う。(文責:古川亜依 撮影:矢部彩香)

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