フィギュアスケート部
HEADLINE

【フィギュアスケート部】インカレ男子SPで熱演披露

第96回日本学生氷上競技選手権大会

 1月6日、ALSOKぐんまアイスアリーナで第96回日本学生氷上選手権大会男子7・8級SP(ショートプログラム)が行われた。森口澄士(商4)、本田ルーカス剛史(スポ3)、小林隼(スポ2)が出場。力を出し切り、森口と本田は明日のFS(フリースケーティング)へ駒を進めた。

キレのある演技を披露する本田

 先陣を切ったのは本田。冒頭の3回転ルッツー3回転トーループを鮮やかに決める。その後も軽快なステップで観客を魅了した。65.81点をマークし、8位でFSへ。前日に発熱する苦しいコンディションだったがなんとか滑り切った。全日本選手権後、調子が上向いていた中での体調不良。悔しさを滲ませたが「とりあえず滑り切れてよかった。団体に貢献できるように頑張りたい」(本田)と、FSでは自分の役割を全うすると意気込んだ。

演技を終えた森口

 続いて同志社からは森口が登場。シングル選手としては今大会が最後の演技となる。冒頭、高さのあるトリプルアクセルを着氷。2.13点の加点を引き出す完璧なジャンプを披露した。コンビネーションジャンプ、3回転フリップを決めるノーミスの演技で自己ベストを更新。観客もどよめく84.32点をマークし、2位につけた。「最後のシングルの演技になるので悔いなく終われるようにしたい」(森口)。ラストに懸ける強い気持ちでFSに挑む。

スピンを披露する小林

 最後に登場したのは小林。「Check It Out」の曲に合わせてダイナミックな演技を披露した。怪我の影響で、痛みに耐えながらの演技。それでもスピンやステップで魅了し、会場からの温かい拍手に包まれた。同志社の仲間の応援を背に最後まで滑り切り、41.95点の27位で今大会を終えた。

 強豪が集う今大会。それでも団体優勝という目標を達成するべく、競技と応援、各々の立場でベストを尽くし全員でFSを戦い抜く。(矢部彩香)

   

 

ページ上部へ