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【フィギュアスケート部】サマーカップで清水が好演技披露

サマーカップ2025フィギュアスケート競技会

 8月12日、木下カンセーアイスアリーナ(滋賀県)でサマーカップ2025フィギュアスケート競技会のシニア女子フリープログラム(FS)が行われた。同志社からは清水(スポ2)がFSに進み、12位で今大会を終えた。

華麗に氷上を舞う清水

  「これだけのお客さんに囲まれて試合ができるすごくいいチャンスなので、この中でしっかり自分の演技ができるように」(清水)。昨日行われたショートプログラム(SP)を12位で折り返し、迎えたFS。使用曲はアイスダンスで活躍した”かなだい”が滑った『オペラ座の怪人』。「頭から離れなかった」(清水)と柔和な笑みを浮かべて教えてくれた。思い入れのある曲を選曲し、笑顔でリンクに飛び出した清水。演技を開始すると、冒頭のトリプルルッツ―ダブルアクセル―ダブルアクセル+SEQの3連続ジャンプを軽やかに成功し12.70のスコアを稼ぐ。しかし、続く2本目のトリプルループ、3本目のサルコーにミス。4本目のトリプルトーループでも回転不足をとられ減点になってしまった。それでも、足換えコンビネーションスピンでは最高評価のレベル4を獲得。ジャンプの基礎点が1.1倍になる演技後半に突入しても、転倒することなく着実にジャンプを着氷させる。終盤にかけてのステップシークエンスもレベル4を獲得し、優美な演技で会場を沸かせた。

ジャンプを着氷させた清水

 結果はFSの得点は101.62、総合得点157.11で12位。試合後は、後半に予定していたトリプルジャンプが跳べなかったことを踏まえ「足がガクガクしてしまった。それは身体的な体力と精神的な体力の両方(が課題)。しっかり練習で」(清水)と語り、課題も明確に見えた大会となった。

笑顔で演技をする清水

 シーズン2戦目の大会でしっかりと自らの現在地を認識することができた清水。自身が描く理想の演技を追い求める日々が、これからも続いていく。(矢部彩香)

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