
第2回同志社大学対立命館大学フィギュアスケート定期戦
8月31日、木下アカデミー京都アイスアリーナで第2回同志社大学対立命館大学フィギュアスケート定期戦が行われた。各級から多くの選手が出場した今大会。主管校を務めた同志社が総合優勝を果たした。
最初に行われた初・1級女子。酒井(心理2)、山口(理工3)、久保(心理3)、松本(文2)、加藤(スポ3)、日野(社1)、藤田(経3)、梅川(法1)、金子(心理2)の計9人がエントリーした。それぞれが一つ一つのエレメンツを丁寧にこなし、練習の成果を披露。藤田が1位、山口が2位に輝いた。
2級男子に出場した菊地原(理工3)。一人のみの出場となったが、仲間の大きな応援を力にプログラムを滑り切った。

2級女子には石井(文4)、成本(文2)が出場。柔らかく伸びやかなスケーティングを見せ、石井が2位、成本が3位となった。
3・4級男子の浅見(理工3)もただ一人の出場となった。大きな動きで会場を沸かすと、大きなミスなくそのままフィニッシュ。リンクサイドからは歓声が上がった。
続く3・4級女子。中戸(法1)、吉川(生命3)が登場した。コンビネーションジャンプを成功させるなど健闘を見せる。転倒なくプログラムを演じきった吉川が2位に入った。
5級女子には中村(商4)が黒の衣装に身を包み、登場。冒頭のダブルルッツこそ転倒したものの、そこから立て直す。堂々とした滑りを披露し、優勝を果たした。

6級女子には廣冨(法4)、嶺川(文情4)が出場。1番滑走の廣冨はアップテンポな曲に乗り、豊かな表情で魅了した。嶺川はピアノの旋律にのって演技を開始。冒頭のダブルアクセルは転倒したが修正し、残りのジャンプは成功。4年生の意地をみせ、廣冨が3位、嶺川が4位に入った。
時間が空き、始まった7・8級女子。前野(商3)、東(文情1)、重田(スポ1)、清水(スポ2)がリンクに現れた。まず演技を行ったのは主将の前野。優雅に氷上で踊り、3位になった。3番滑走の東。回転が抜けるなどジャンプが思うようにはまらなかった。その中でも、スピンでは全てレベル4を獲得。リカバリーをみせ4位で終えた。続く重田。初めのジャンプがオーバーターンするも何とかコンビネーションジャンプにすると、流れに乗る。ゆったりと体を大きく使ったステップで魅了し、2位となった。最終滑走の清水。流れのあるジャンプを決めると、観客を世界観に引き込んだ。後半のトリプルルッツで転倒するミスがあったものの、スピン、ステップは全てレベル4。洗練された演技で1位に輝いた。

この日最後に行われた7・8級男子。小林(スポ4)、森本(商1)が登場した。トップバッターの小林は全てのジャンプを成功。リンクを大きく使い、最後まで落ちないスピードで氷上を舞った。先月のサマーカップから得点を大きく伸ばし、2位に入った。同立戦の締めくくりとなる演技となった森本。余裕があるダブルアクセルを決めると、残りのジャンプも着氷させる。体を大きく使ったステップではレベル4を獲得。見事頂点に立った。

男子団体、女子団体それぞれで優勝し、団体総合優勝に輝いた同志社。これからもそれぞれが目標に向かって鍛錬を重ねる。(文責・若松晏衣、撮影・村田あげは)