フィギュアスケート部
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【フィギュアスケート部】森口が3位、籠谷が2位入賞!

10月9、10日 、尼崎スポーツの森(兵庫県)で、2022 フィギュアスケート近畿選手権大会(3、4日目)が行われた。Sr男子の部では森口澄士(商3)が3位、Sr女子の部では籠谷歩未(商4)が2位で男女ともに表彰台入りを果たした。

SPに出場する森口

大会3日目に行われた男子SPでは、5番滑走で森口が登場。演技開始からイナバウアーを披露し、会場を引き込む。1本目のジャンプでは、高さのあるトリプルアクセルを見事に決める。続く3Lz-3Tのコンビネーションでは手をつき着氷が乱れた。しかしその後は立て直し、全身を目一杯使ったダイナミックな演技を披露し。得点は63.20で、ショートプログラム終了時点での順位は6位。フリーでの巻き返しを狙った。

美しいスケーティングを披露する籠谷
フリーの演技を終える籠谷

女子SPでは、籠谷が堂々とした演技を見せた。6分間練習中はジャンプを何度も確認し自信があるように思われた。「Legend of the fall」を選曲。演技序盤3Lz-3Tを着氷させると流れに乗り、次のダブルアクセル、トリプルフリップも成功させる。高さ・スピード・勢いのある美しいジャンプだった。伸びやかなスケーティングで丁寧かつエレガントな演技を披露し51.21点をマークした。

力強い演技を披露する森口
フリーの演技を終える森口

大会4日目の男子FSでは、前日のショートで6位の森口が冒頭から魅せる。1本目のジャンプとなる3A-3Tのコンビネーションでは、高難度でありながら美しい着氷。プログラムにトリプルアクセルを2本組み込み、さらにはタノジャンプで加点を図る。勢いはそのまま、後半にも迫力のあるステップを披露し、会場を圧倒。持ち前の表現力と高さのあるジャンプを武器に、昨シーズンから一段とスケールが大きくなったスケーティングだった。フリーの得点は全体2位136.87をマークし、総合得点200.07で結果は3位。前日の6位から一気に順位を上げ、見事表彰台に上った。

FSに出場した籠谷

女子FSでは、ショートで2位についた籠谷が16番滑走で登場。演技冒頭から3Lz-3Tのコンビネーションをきれいに着氷。力強い勢いのあるジャンプだった。その後も、3F-2Lo-2Tや2A-2Loなどセカンドにループを組み込んだコンビネーションを連発する。勢いそのまま、演技中盤には定評のある逆回転スピンを披露。スピード感のあるダイナミックなジャンプだけでなく、曲に合わせた繊細なスケーティングで洗練された演技を見せた。フリーの得点は96.01で、前日から順位をキープし、総合得点147.22の2位で大会を終えた。

3位入賞を果たした森口
2位で表彰台に上った籠谷

両者ともに、昨シーズンの滑りに磨きをかけた演技を披露した。今月末には西日本選手権が控えている。勢いそのままにさらなる活躍を目指す。(文責・古川亜依、清水葉月)

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