サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】皇后杯で3位入賞を果たした 

 7月23日に西京極総合運動公園補助競技場で京都F Aカップ2023年第19回京都女子サッカー選手権大会兼第45回皇后杯全日本女子サッカー選手権京都府大会3位決定戦が行われた。同志社はTANGO QUEENSと対戦し、2-0で勝利。見事、3位に輝いた。

 前半戦が始まったのも束の間、同志社は積極的にゴールに迫った。前半8分、岩井(文情1)がプレスをかけて、トラップミスしたボールを奪うことに成功。梶(政策3)にパスが通るとサイドに走り出した柚木崎(スポ2)にボールが渡り、CKを獲得する。得点には至らなかったが、幸先の良いスタートを見せた。同18分、MFからの縦パスが通りピンチを招くも、松本(文情2)のディフェンスが功を奏しクリア。失点の危機を防いだ同志社にまたもや好機が訪れる。
 前半25分、相手のパスボールのカットに成功した滋野(理工1)はサイドに展開し、得点のチャンスをつくる。ボールを受けた柚木崎がクロスをあげるも無得点。同32分にも滋野がセカンドボールを保持すると得意のドリブルでペナルティエリア内に侵入を試みる。シュートを放つも、サイドネットを揺らした。前半戦は得点の好機はあったが決め切ることができず0-0で終えた。

パスを出す岩井

 運命の後半戦。先制点を挙げるべく、チームが1つになった。後半戦が始まってすぐピンチを迎える。相手は細かいパス回しで同志社を翻弄(ほんろう)し、サイドを突破。クロスを挙げられ失点の危機を迎えるもGKのスーパーセーブもあり、失点を許さなかった。後半27分、徐々にラインを上げていきゴールに迫る。セットプレーが続き、一度はポストに弾かれるもこぼれ球を櫻井(文4)が決め切り待望の先制点を入れた。先制点を取ってもなお、同志社の勢いは止まらない。同40分にも松本が追加点を挙げ、点差を広げた。
 結果、同志社は2-0で勝利を収め3位に輝いた。

ドリブルで運ぶ長谷川(文情4)
喜ぶ選手たち

 「前半を0で抑えて粘り強く戦えたことが、後半に繋がったと思う」(若林・文情4)と春季リーグ戦から目標にしていた無失点で試合を終えることを皇后杯の最終戦でやってのけた同志社。1試合毎に成長を続け、チーム全体で戦ってきた。個の力だけでなく、組織の力で向かってくる敵を撃破する彼女たちの戦いから目を逸らすな。(文責・駒嶺錬、写真・家村有多)

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