関西学生女子サッカー春季リーグ2部
5月19日、大阪教育大学(大阪府)で関西学生女子サッカー春季リーグ2部、第2節が行われた。初勝利が欲しい同志社は大教大と対戦し、後半41分に滋野(理工2)のゴールで先制することに成功。しかし、直後に追いつかれ引き分けに終わった。
雨が降りしきりる中、キックオフ。前線にボールを蹴ってセカンドボールを効率的に回収。いい入りを見せて同志社ペースで試合が進んでいく。10分に松本(文情3)が遠目からシュートを放つも、ここは相手キーパーの正面へ。その後も積極的に攻撃を仕掛けていくが、ゴールを奪うことはできず。36分に相手のカウンターからピンチを招くも、ここはシュートが枠外に外れ、事なきを得る。前半は互いにチャンスを作りながらもゴールを奪うことができず前半を折り返した。
後半も引き続き出足の早い守備でゲームを展開。しかし8分に相手にCKを与えると相手選手が頭で合わせたシュートはクロスバーの上をかすめた。その後はやや攻め込まれる展開が続くも、粘り強い守備でゴールを割らせない。体力的に厳しくなる時間帯の中でも今試合からCBで出場となった主将の西尾(スポ4)を中心にコミュニケーションを取りながら、ペースを取り戻していく。すると41分、ボールを繋ぐと中盤の梶(政策4)へ。梶がパスを出した先には滋野。滋野が左足から放ったシュートはゴール左隅に綺麗に決まり待望の先制点となった。「いいパスが来たんで左足で打つしかないと思った」(滋野)。常にチャンスを狙い続けた結果が功を奏した。このまま試合が終わるかと思われた45分。カウンターから右サイドを攻め込まれ、PA内に入ると強烈なシュートを打ち込まれ同点弾を許す。勝利を目前で逃し、同志社イレブンは肩を落とした。
惜しくも勝利を逃してしまった今節。「次の試合も先制点を取って次こそ勝ち取れるようにしたい」(奥井コーチ・スポ4)。来週は京都教育大との一戦を控える。今リーグ初勝利を目指す彼女らの活躍に目が離せない。(文責・久岡悠斗、撮影・駒嶺錬)