関西学生女子サッカー春季リーグ
6/30に立命館大学原谷サッカーグラウンド場で関西学生女子サッカー春季リーグ最終節が行われた。同志社は立命館大学と対戦し、6-2で勝利。勝ち点を奪取して、春季リーグを終えた。
立命館大学との伝統の一戦。強い気持ちを持って試合に臨んだ。試合開始直後から同志社に先制のチャンスが巡る。セカンドボールを収めると、岩井(文情2)が相手の裏をとるロングパスで梅田(スポ2)にボールが渡るも、オフサイド。得点にはならなかったものの、幸先の良いスタートを切った。前半13分、同志社は今試合初のCKを獲得。1度は防がれたものの、2度目のCK。キッカー松本(文情3)の蹴り出したボールをフリーの状態で滋野(理工2)が頭で合わせ、先制することに成功した。同14分には、滋野がドリブルで前線へ運び、ゴール前にいた永野(スポ4)にパス。DF2枚と数的不利の状況でも、DF1枚交わして、空いたニアハイに強烈シュートを放った。前半戦では失点を許したものの、同志社らしいパスを繋ぎながらゴールを目指すサッカーで良い流れを作った。
追加点を挙げたい同志社。後半線でも序盤から攻めの姿勢でペースを寄せ付けない。後半9分、梶(政策4)が相手のトラップミスしたボールを奪うと、柔らかいタッチでDF1枚を交わして、サイドに展開。柚木崎(スポ2)からのクロスが滋野に渡る。一度トラップでボールを収めるとターンして、シュートを放った。ボールはゴールネットに吸い込まれ、待望の追加点を入れた。同22分、大山からの縦パスが梅田に渡ると、緩急のつけたドリブルでペナルティエリアに侵入。相手DFに倒されて、PKを獲得した。キッカーは松本。落ち着いてPKを決め4点目を挙げた。その後も試合終了間際に失点を許すも着実に追加点を重ねて、6-2で試合終了のホイッスルが鳴った。
「勝てる試合なのに勝ち切ることができない試合が続いていたので、勝ち点を取れて自信にも繋がった」。(滋野)この勝利を機に来週から始まる皇后杯で久方ぶりの優勝旗を掴み取れ。(文責・駒嶺錬、写真・久岡悠斗)