サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】アウェーの地に乗り込むも、引き分けに終わる

令和7年度関西学生女子サッカー春季リーグ

 5月11日、大阪教育大学柏原キャンパス(大阪府)で関西学生女子サッカー春季リーグ第2節が行われた。この日は大教大と対戦。リーグ戦を初白星を飾るべく、試合に挑んだ。

 前節からスターティングメンバーの変更は1人。ワントップの位置に梶屋(スポ3)に変わって堀(スポ4)が起用され、4-2-3-1の布陣を敷いた。攻守でバランスを取れることを目的とするフォーメーションを採用した同志社。先週の試合で左サイドバックを務めたキャプテン・松本(文情4)が中盤に。吉見(スポ3)が左サイドバック、ルーキーの太田(スポ1)がCBと若干のポジション変更が見られた。

スターティングメンバーが並ぶ

 前半は同志社ボールでスタート。序盤からサイド攻撃を展開して、主導権を握る。守備では前線から積極的なプレッシングを行った。すると13分にゲームが動く。松本(文情4)のCKから滋野(理工3)が合わせて得点。先制に成功した。しかし直後の14分に失点を許し、すぐさま試合を振り出しに戻される。

プレッシングを行う堀
CKを蹴る松本

 その後は拮抗した展開で試合が進む。前半終盤、ディフェンスの綻びを突いた相手がカウンターからピンチを招くも、三橋(社3)のセーブでここを切り抜ける。

 後半は相手ボールでキックオフ。立ち上がりから右サイドを崩され、シュートを浴びるもここは枠外に外れて事なきを得る。その後は膠着状態に。同志社は現状を打開すべく、湫(スポ2)、永井(法3)といったフレッシュなメンバーを投入し、流れを引き寄せようと試みる。時計の針が進む中、後半29分にピンチを迎える。PA内に侵入を許し、ボレーシュートを浴びるも、三橋の気迫のこもったビッグセーブで勝ち越し点を許さない。

 対する同志社も湫のスピードを生かした単独突破でチャンスを作るも相手GKのセーブに阻まれる。その後も同志社は堅い守備で相手の攻撃を跳ね返し、試合終了を告げるホイッスルが鳴った。

ドリブルをする湫

 「次のホーム開幕戦でしっかり勝利していい波に乗っていきたい」(松本)。リーグ戦1分1敗と勝ち点3が遠い松本組。次戦の兵教大戦でリーグ初白星を目指す。あさってこそ充実した戦力をそろえる同志社がピッチで躍動する姿を見せる準備は整った。(久岡悠斗)

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