サッカー部(女子)
HEADLINE

【サッカー部女子】後半の2ゴールで逆転勝利収めた

令和7年度関西学生女子サッカー春季リーグ

 6月1日、同志社大学京田辺キャンパスサッカー場(京都府)において令和7年度関西学生女子サッカー春季リーグが行われた。同志社はリーグ5戦目となるこの日は神戸親和大と対戦。昨秋大敗を喫した難敵相手に前半はリードを許す苦しい展開となる。しかし、後半にかけて勢いを取り戻すと、大山(経2)の2ゴールもあり3-2で逆転勝利を手にした。

 前節の関学戦の敗北から一週間。「切り替えてまた頑張っていきたい」(松本・文情4)とチームをけん引する主将は前を向いた。対神戸親和大戦では、前節からメンバーの変更はなし。連係を深めたメンバーがピッチへと向かった。

 試合がスタート。同志社イレブンは気合いの立ち上がりを見せる。中盤でボールを支配すると、サイドへ展開。両翼の梅田(スポ3)や今季新たにチームに加わった上川路(スポ1)を中心にチャンスを演出した。

ボールを持つ上川路
ドリブルを仕掛ける梅田

 すると、前半19分に期待のルーキーが魅せる。持ち前の快足を飛ばしてディフェンスの裏に抜け出すと、右足を振り抜きゴール。先制点を獲得した上川路に対して会場からは拍手が送られた。しかし、その後は尻上がりに調子を上げた相手に苦戦。同30分に自陣のビルドアップから失点を許すと、33分にもあっさり2点目を献上。瞬く間に試合をひっくり返され、前半を折り返した。

右足を振り抜く上川路

 メンバーの変更は行われず後半がキックオフ。スターティングメンバーに選ばれた11人はもう一度円陣を行い、気合いを入れ直した。すると、立ち上がりすぐにゲームが動く。CKのチャンスを獲得し、キッカーを務めたのは大山。精度の高い右足を持つ彼女のキックに注目が集まると、放たれたボールはそのままゴールに吸い込まれて同点とした。2年生の一撃でチームは試合の主導権を握る。同志社はメンバー交代を行いながら勝ち越しのゴールを目指した。

 一方のディフェンス陣は守護神・三橋(社2)を中心にゴールを死守。逆転勝利を信じて攻撃陣の奮起を待った。

味方へパスを出す三橋

 その後は膠着状態だったが後半39分。ついにゲームが動く。中盤でボールを受けた滋野(理工3)が大山へパス。上手くシュート体制に持っていくと、右足を振り抜きシュート。相手ゴールキーパーが必死に手を伸ばすも、ゴールへ。チームの勝利を手繰り寄せる値千金の逆転弾で逆転に成功した。

CKを蹴る大山

 次戦で相対するのは大阪国際大。昨シーズン春・秋ともに敗北を喫した相手だ。今季初の連勝を目指してグラウンドを駆け回れ。(文責・久岡悠斗、撮影・三宅希和)

※ホームページの不具合により、投稿を見合わせておりました。謹んでお詫び申し上げます。

ページ上部へ