サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】格上相手に完敗

5月3日に追手門学院大学で関西学生女子サッカー春季リーグ第1節が行われた。同志社は追門大と対戦し、0-14で敗北を喫した。

対戦相手は昨年1部に所属していた追門大。「初戦を勝てるかどうかで2戦目以降の流れも変わってくる」(主将・川口)。格上相手に怯むことなく、新チームで挑む初戦に強い気持ちで臨んだ。

試合前に円陣を組む選手たち

しかし、試合開始直後から主導権は追門大にあった。前半1分、CKのチャンスを与えてしまうと、キッカーの放ったボールはファーサイドへ。ゴール前に詰めていた選手にセットプレーを決められ、先制点を奪われた(0-1)。その後も相手の勢いは止まらない。同6分、9分、13分にもサイドからのロングシュートやヘディングシュートを決められ一気に3失点(0-4)。それでも負け地と同志社も食らいつく。前線から積極的にパスカットを狙いにいった。しかし、相手の空いたスペースを利用した縦パスの流れをなかなか崩すことができない。同19分、28分、36分にはDFのマークミスやトラップミスも重なり、さらに3失点。0-7と大差をつけられ前半を折り返す。

ディフェンスをする川口
ボールキープする木村

なんとか得点し流れを変えたい後半だったが、なかなかボールをキープすることができない。後半2分、左サイドからDFを突破されドリブルを許すと、ゴール前にパス。ゴール前の選手が合わせ後半開始早々に得点を献上してしまう(0-8)。さらに、同11分、13分、14分、16分にもこぼれ球のシュートや中盤からのシュートが続き連続失点(0-12)。同28分、同志社にもチャンスが訪れる。永野(スポ2)が相手のパスをカットすると、木村(経4)にパス。そのままワンツーで前線に躍り出た。しかし、相手DFに阻まれ、ゴールまで届かない。試合終盤、体力が奪われたDFの隙を取られると、さらに2失点。0-14でリーグ初戦を終えた。

「チャレンジ精神で挑んだが、本当に何もできなかった。悔しい」(奥井コーチ)。格上相手に自分たちのプレーを出せなかったことに悔しさを募らせた。しかし、何も収穫がなかったわけではない。1部に所属したチームと対戦できたことで明確になった課題を修正し、来週の強豪・親和女子大に挑む。チーム一丸となって新チーム初の白星をつかみ取れ。(文責・齋藤栄里花、撮影・家村有多)

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