サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】接戦制して、勝ち星手にした

関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部

 10月19日に大阪教育大学で関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部 第6節が行われた。この日は春季リーグ戦では引き分けに終わった大教大と対戦。試合は湫(スポ2)の活躍により2点を先取するも、その後すぐに1点差に詰められる。アウェーの地で相手陣の攻撃に苦しめられたが、同志社イレブンが激しい攻防戦を制した。

試合前に円陣を行う選手たち

 試合は同志社ボールでスタート。序盤から攻撃陣が存在感を示した。前半9分、梅田(スポ3)が左サイドを抜け出し、ゴール前にパスを送る。そこに逆サイドの湫(スポ2)が合わせ、先制点を獲得。「一対一はあまり得意ではないが、梅田さんからもらったパスを絶対決めるという気持ちで頑張った」(湫)と笑顔を見せた。

パスを出す梅田

 上川路(スポ1)を最前の位置に置く前節からの戦略が項を奏した。再度チャンスの場面に。同15分、上川路からパスを受けた梅田がスピードに乗って相手DFをかわす。そのままクロスをあげると湫が左足で合わせ、チームを勢いづける2点目を獲得。湫は「クロスからの裏抜けが課題だったが、そこから得点につなげれて良かった」と話した。しかし大教大も負けじと食らいつく。同25分、相手の攻撃陣を攻略できず、ペナルティエリアを占領される。鋭い一撃が放たれ、守護神三橋(社3)が反応するもわずかに届かず痛恨の1点を献上。その後も追いかけられる展開が続くも互いに膠着状態に陥り、2-1で前半が終了した。

ゴール後に笑顔を見せる左・湫、右・上川路

 「点を取った後の失点が課題」(笹生学生コーチ・経4)。ハーフタイム時、指揮官は選手達に気を引き締めるように指示。後半20分、相手にコーナーキックを与えるもゴール前の混戦を集中した守備でしのぎ切った。同41分にもピンチを迎え、相手の放ったシュートはゴール右ポストを直撃。危うく失点という場面だったが、ボールを外へと弾く。立て続けに押し込まれるシーンも体を張ったディフェンスでゴールを死守。相手に得点を許さなかった。終了のホイッスルが鳴ると、メンバー達は笑顔で集まり、ハイタッチを交わした。

チームをけん引した主将・松本(文情4)

 今試合を振り返って笹生学生コーチは「練習でやったことが発揮でき、後半粘り強くゴール前で戦ってくれた」と前節に比べ、ディフェンス面での変化を語った。リーグ戦終了まで残り3試合。1部昇格に向けて負けられない戦いが続く。次回は阪南大学との対戦だ。今春のリーグ戦では1-3と敗北を喫している。課題を修正し、勝利をつかみ取れ。彼女たちの躍進に引き続き目が離せない。(文責・藤森あい、撮影・久岡悠斗)

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