5月8日に神戸LFCで関西学生女子サッカー春季リーグ第1節が行われた。同志社は親和女子大と対戦し、0-1で敗北を喫した。
対戦相手は今まで一度も勝利したことがない親和女子大。試合開始直後から相手に攻められるも、守備の連携プレーで点を取らせない同志社。前半17分、混戦の中相手チームの放ったボールを止めるも、こぼれ球を決められ、先制点を奪われる。そのまま流れを変えることができず、主導権は親和女子大にあった。同25分、相手からの攻撃で何度も点を取られそうになるが、粘り強さを見せ無失点で抑える。その後も、同29分、34分、37分と続いて相手チームからのコーナーキックがあり、同志社側でのプレーが多く見られた。同40分、同志社のコーナーキックでチャンスを作るも、ボールパスをうまく繋げることができず、相手にボールを取られ、前半が終了。
迎えた後半。主導権を握れない同志社だったが、後半7分、パス回しから木村(経4)がシュートを放つ。点は決まらなかったものの、そこから同志社の積極的な攻めが見られた。同13分、ゴールを狙うも、惜しくも入らない。その後、同15分も攻めるが点にはつながらず、そのまま相手にボールを取られる。同34分、35分と続いて相手からのコーナーキック、36分とシュートを放たれるが、硬い守備で点を与えない。後半、何度も攻めた同志社だったが、点を決めることができず、0-1で試合終了のホイッスルが鳴った。
「前節は自分たちのサッカーが全くできなかったので、今節は自分たちのサッカーをする」(奥井コーチ)。この気持ちで挑んだ今節。負けたが、強豪相手に最小失点で抑え、自分達の守備ができた。次戦は今まで、同志社が勝ち続けている京都教育大。次々戦に向けていい流れを作れるよう、今シーズン初の勝利をつかみ取れ。(文責・家村有多、撮影・齋藤栄里花)