サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】快勝で今体制幕閉じた

令和7年度関西学生女子サッカー秋季リーグ 2部

 11月9日、同志社大学京田辺キャンパスサッカー場(京都府)において令和7年度関西学生女子サッカー秋季リーグ2部 第9節が行われた。最終節となった相手は聖泉大。4年生のラストゲームとなった今試合での勝利を目指し、チーム一丸となって試合に臨んだ。

試合前の選手たち

 雨が降りしきる中、試合は立ち上がりから同志社ペースで進む。この日、右サイドに入った上川路(スポ1)がクロスを上げると2列目から飛び出してきた滋野(理工3)が合わせてゴールする。幸先よく、先制することに成功。その後は攻めあぐねる時間が続くも、同志社イレブンは追加点を目指し、戦い続けた。

 すると、前半33分にはエース・梅田(スポ3)の得点を皮切りに38分に滋野、40分に大山(経2)がゴールラッシュ。42分には、ゴール前に持ち運ぶと、梶屋(スポ3)のパスに滋野が合わせて得点する。滋野は前半のうちにハットトリックを記録する大活躍を見せた。チームの顔である選手が躍動を見せて、約10分間の間で4得点。大量リードを奪い、5-0で前半を折り返した。

ゴールの喜びを共有し合う選手たち

 後半も同志社の猛攻は止まらない。同2分に主将・松本(文情4)のアシストから梅田がこの日2点目となるゴールで相手を突き放す。5分には梶屋にも得点が生まれると、今シーズン怪我に苦しんだ背番号9に多くの歓声が寄せられた。直後、梶屋に代わって堀(スポ4)がコートへ。スタメンで出場していた松本、柚木崎を含む4年生3人が同時にピッチに立った。

言葉を交わす松本

 4年生とプレーできる時間も残りわずかとなり、後輩たちは懸命にボールを追いかける。同20分に柚木崎のクロスにまたも滋野が反応。チームメイトと喜びを共有した。同35分には、堀のパスに大山が合わせてチーム9点目を奪取。4年生の思いが詰まったパスに後輩たちが応える最高の形で試合は幕を閉じた。

ボール奪取を狙う堀
アシストをする柚木崎

 「勝利で終わることができてよかった」(笹生学生コーチ・経4)。指揮官は、リーグ最終戦となる試合での勝利に選手たちを労った。これまでチームを支えてきた4年生はここで引退。2部リーグ優勝と1部昇格の夢は後輩たちへと引き継がれることとなった。先達の思いと誇りを胸に新たな戦いへ歩みを進めたサッカー部女子。今後の彼女たちの活躍に目が離せない。(文責・撮影:久岡悠斗、藤森あい、井戸美希)

 

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