10月2日に同志社大学サッカー場で関西学生女子サッカー秋季リーグ第4節が行われた。同志社は立命館大学と対戦し、1-1で引き分け。勝ち点1を奪取した。
立命館大学との一戦。「相手が立命館大学ということで絶対に負けられない。去年の皇后杯では勝利している相手でもあるため、勝ち点3を絶対に取る。」(主将・川口) 強い気持ちを持って試合に臨んだ。
試合開始直後から危機に陥る。トラップミスから相手にボールを奪われ、シュートを打たれるもボールはゴールの右側に抜けピンチを凌ぐ。前半14分相手の細かいパス回しに翻弄され、フリーになった相手選手にシュートを決められ失点してしまう(0-1)。前半21分にも縦パスを通され、シュートを打たれるも枠外。前半戦は相手にボールをキープされることが多く攻められるも好守備が光り、失点を1で防いだ。
ハーフタイムで選手らに声を掛けたコーチ。「自分たちのやっている事は間違っていない。自信持っていこう。」(奥井コーチ)上手く気持ちを切り替え、序盤から攻めの姿勢でボールを相手陣に運ぶ。常に周りを観察しながら相手チームを動かし、空いた右サイドから上手く抜け出す。そのままシュートを放ち後半10分コーナーキックを獲得。コーナーキックでのこぼれ球を梶(政策2)が強烈なシュートを放ち、ゴールネットを揺らす。その後も両者譲らぬ攻防をみせるも、得点は奪えず1対1の引き分けで試合は終了した。
「勝ち点が取れないという苦しい状況が続いていたが、今節初めて勝ち点を取れて自信にも繋がった。」この勝ち点を機に次戦でも粘り強い守備と様々なバリエーションの攻撃で勝ち点3を取りに行く。
(文責・駒嶺錬、写真・齋藤栄里花)