10月30日に同志社大学京田辺キャンパスサッカー場で関西学生女子サッカー秋季リーグ第8節が行われた。同志社は大阪国際大学と対戦し、0-3で敗北を喫した。
前試合の大量得点での勝利を飾った勢いに乗りたい今試合。対戦相手は春季リーグで大敗を喫した大国大とのリベンジマッチとなった。
春の雪辱を果たすべく戦いの火蓋が切られた。しかし、試合開始直後から相手に主導権を握られる。前半3分、DFの裏をつかれたパスからシュートを放たれ先制点を献上(0-1)。厳しい状況が続く中でも、同志社も負けずにゴールへのチャンスを作る。DFが奪取したボールを中盤でダイレクトのパス回しにより前線へと運ぶ。ゴール付近までは行くものの、相手の手堅い守りでなかなかゴールネットを揺らすことができない。試合を振り出しに戻すことはできず、相手に一歩リードを許したまま前半が終了。
気持ちを切り替え、得点を狙いたい後半戦。しかし、前半と同じく中盤までパスが繋がるも、なかなかシュートを放つまでいかない。次第に体力が奪われていく中、後半11分、バックパスのボールをインターセプトされると、そのまま一気にゴール前へと運ばれる。フリーの選手にボールが渡るとシュートを放たれリードを広げられた(0-2)。さらに後半28分、トラップミスのボールを奪取されるとサイドから切り込まれ追加点を献上(0-3)。その後も苦しい展開が続きゴールを何度も狙われたが、DFの堅い守りとGK川田(法2)の好セーブが光り、0-3で試合終了のホイッスルが鳴った。
「来週、4年の引退試合ということで、春2-0で勝ってる相手なので、それよりも得点とって終わりたい」(主将・川口)。思うように勝ち点を重ねることができていない今大会。それでも常に勝利だけを目指し前進し続けたリーグ戦も残り1試合となった。笑顔で4年生を送り出すべく、来週行われる京教戦で今までの集大成を見せつける。(文責・齋藤栄里花、写真・家村有多)