サッカー部(女子)
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【サッカー部女子】川口組、終幕

 11月6日に同志社大学京田辺キャンパスサッカー場で関西学生女子サッカー秋季リーグ第9節が行われた。同志社は京都教大と対戦し、2-0で勝利。最終節を白星で締めくくった。

4回生は最後の試合となる今大会。対戦相手は春季リーグで勝利を収めた京都教大だ。

円陣を組む選手たち

開始早々、主導権を握る同志社。素早いパス回しで相手にボールを取らせることなく積極的にゴールを狙う。しかし、京都教大の固い守備を前に得点につながらない。なんとしても先制点を奪い、流れを作りたい同志社にチャンスが訪れる。前半28分、岸田(GR4)がコーナーキックを放つと木村(経4)が相手の隙を狙いシュートを決める(1-0)。同36分に相手のハンドにより同志社にフリーキックが与えられ、さらに点差を広げる絶好のチャンスが到来。だが、相手キーパーに止められ追加点を上げることができない。同39分、永野(スポ2)が抜け出し、クロスが相手に当たりこぼれ球でゴール(2−0)。「この得点は自分の中で理想に近いゴールだった」(奥井コーチ)。相手に得点を許すことなく前半を終える。

ゴールを決め抱き合う木村、岸田

迎えた後半。前半同様積極的にゴールに向かう同志社だが、ネットを揺らすことができない。後半20分以降、相手にボールを奪われピンチを招く場面が多く見られだが、持ち前のチームワークで守り切きりピンチを防いだ。 同31分、38分と連続でコーナーキックのチャンスをつかみ、決め切りたい同志社だが惜しくも入らず試合終了のホイッスルが鳴った。

「指導1年目で初めてチームを持たせてもらって、1年目の最高学年があの4人で本当に助かった」(奥井コーチ)。今節を持って引退した4年生の4人。常に明るくチームのことを考えて行動してきた。「同志社大学女子チームが一部に昇格して活躍する日を楽しみにしています」(川口)と代替わりした後輩への思いを託し、川口組は幕を閉じた。(文責・家村有多、写真・齋藤栄里花、駒嶺錬)

引退した4年生
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