サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】天皇杯出場へ王手をかけた!

 4月23日にたけびしスタジアム京都で、京都FAカップ2023準決勝vsおこしやす京都ACが行われた。同志社は2ー1で勝利。天皇杯まで残り1勝となった。

 スタメンにはGK波多野(スポ2)、DFに本田(経3)、小山(法3)、雨宮(社4)、金沢(スポ3)、巽(法4)、MFに野頼(法1)、志知(商4)、國府田(政策4)、鹿取(商2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

スタメン写真

 天皇杯出場が懸かる今大会。準決勝は昨年と同じカードとなった。「相手の攻撃のフォーメーションが特異な形なので、どのように守備でプレッシングをするか、チームとして意識していました。」(國府田)

 暖かい陽射しの降り注ぐ好コンディションの中キックオフ。開始早々、相手ボールの時間が続き、パス回しに翻弄(ほんろう)される。焦らずにチャンスを狙う選手たち。前半12分、チャンスは急に訪れた。相手のパスをカットし、鹿取がシュート。一度は相手DF陣にはじかれるも、こぼれ球を國府田が拾い、先制点を決めた。

 その後も粘り強い守備をするが、相手もそう簡単に手を緩めてはくれない。同27分、相手CKからヘディングで押し込まれ同点弾を許す。その後好機を作り出すことができず、最初の45分間が終了した。

先制点後喜ぶ選手たち

 エンドが変わって後半、引き続き相手にボールキープを許しながらも、カウンターからの得点を狙う。同16分、右サイドで巽がロングパスをうけ、野頼にパス、クロスボールでチャンスを狙うもゴールにつながらない。その後も続けて渋谷がバイシクルシュートを打つが、キーパー正面でネットを揺らせない。

 再び延長戦へ突入するのかと思った瞬間、チャンスが到来。同39分、GK波多野のクリアボールを渋谷が相手陣地中央で受けた。そのボールを相手GKが飛び出し先に触るかと思われたが、渋谷がキーパーをかわし、そのままゴールへ。追加点を奪いとった。

 その後、シュートを打たれ危ないシーンも見られたが、程なくしてタイムアップのホイッスルが聞こえ、2ー1で勝利。決勝戦へ駒を進めた。

追加点を喜ぶ渋谷

 次戦は、京産大を延長戦の末2ー1で破ったAS.Laranja Kyoto 。「次勝てば京都代表になれるので、想いをぶつけられるような、アツい試合ができるようになりたい」(小川コーチ)。2年連続天皇杯出場という偉業達成に向け、チーム全員で勝ちを奪い抜く。(文責・浅川明日香、撮影・大嶽悠雅)

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