サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】波多野が躍動!今季リーグ初ウノゼロ勝利

 6月10日にヤンマースタジアム長居(大阪府)で第101回関西学生サッカー1部リーグ前期第9節Vs桃院大が行われた。同志社は1―0で勝利。今季リーグ初の無失点で連敗を2でストップした。

 スタメンには、GK波多野(スポ2)、DFに久世(文情4)、小山(法3)、廣島(社3)、金沢(スポ4)、久世(文情4)、本田(経3)、MFに國府田(政策4)、志知(商4)、戸坂(経4)、鹿取(商2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

スタメン写真

 同志社は前半4分、戸坂のFKのこぼれ球を渋谷がダイレクトでシュートを放つ。しかし、惜しくも枠の左にそれたが、序盤から相手陣地内でプレーする時間が続いた。

 同5分、7分、9分と立て続けにチャンスを迎える。同9分、廣島の縦パスに抜け出した渋谷が、ニア高くを狙ったシュートも、惜しくも枠を逸れる。序盤同志社ペースで試合を進め、決定機を幾度も迎える。徐々に裏を狙った浮き玉を多く通し、流れをつかみ始めたのは桃院大。しかし、同志社CB陣の奮闘で流れを渡さない。同39分、本田の右サイドからグラウンダーのクロスをゴール前に。そこから國府田がゴール前で至近距離のシュートを放つがまたしても相手GKがセーブ。惜しくもネットを揺らせない。

 均衡が破れたのは同40分、渋谷が相手を背負い、センターサークル付近でFKを獲得する。そこから鹿取のキックを金沢が頭で落とし、最後は廣島がねじ込み先制。(1-0)試合を通して前線の起点となり続けた渋谷の奮闘が呼んだゴールだった。

先制点の起点となった渋谷

 エンド変わって後半、主導権を握った前半とは変わり、相手の猛攻を浴びる。同11分、相手の至近距離のシュートを波多野が反応し、バーを叩いた。12分にも相手に右サイドを突破され、フリーでニアへシュートを浴びる。しかしチームを救ったのはまたしてもGK波多野だった。1点モノのチャンスを2本も防ぎ驚異的な反応で流れを渡さない。小川コーチは試合後、「彼の活躍なしで勝利は無かった」と今日何度もスーパーセーブを見せ、今季リーグ初の無失点に貢献した守護神を褒めたたえた。

ボールを持つ波多野

 波多野の活躍もあり、チームは流れを渡さず最後までチャンスを作り続けた。しかし得点は動かず、1-0でウノゼロ勝利。「インカレに行くためには落とせない試合だったのでホッとしています」(小川コーチ)と、2連敗を断ち切ったことに安堵を見せた。来週からは関西選手権が始まり、リーグ戦は一時中断する。天皇杯では届かなかった全国へ。総理大臣杯の出場に向け、イレブンは関西選手権の舞台に乗り込む。

(文責:大嶽悠雅 撮影:浅川明日香)

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