サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】京産大相手に、大量失点

 7月16日に第101回関西学生サッカー1部リーグ前期第10節対京産大がヤンマースタジアム長居(大阪府)で行われた。同志社は1ー7で敗北。前期最終節を前に、リーグ7位へ転落した。

 スタメンには、GK波多野(スポ2)、DFに久世(文情4)、馬場拓(法1)、廣島(経3)、杉山(スポ1)、本田(経3)、MFに戸坂(経4)、志知、鹿取(経3)、中山(商1)、FWに渋谷(経4)が起用された。

 京産大は2023年度京都府選手権の決勝でPK戦の末、下した相手。武井(商3)は、「相手は絶対勝ってやるという気持ちで来ると思う。それを退けて僕たちが全国へ近づきたい」と意気込み試合に挑んだ。

 晴天の中、試合開始のホイッスルが鳴った。主将・國府田は足首のけがにより不在。いつもとは異なる顔ぶりでスタートを切った。

ボールを運ぶ本田

 開始早々、ヘディングでボールを押し込まれるピンチ。なんとかこの危機を凌ぐも、前半1分、クリアーボールを相手に拾われ、22.5㍍の地点からロングシュートを許す。ボールはネットを揺らし、先制点を許した(0ー1)。

 これ以上の失点を許すまいと、より一層守備に力を入れるイレブン。相手にボールを持ったまま前を向かせないよう体の使い方を強く意識するも、同9分には波多野との1vs1を抜けられ失点(0ー2)。立て続けに2点を献上した。

 失点を重ねても、攻撃を止めることはない。同16分、フィールド中央で相手のパスボールを渋谷がカットすると、中山へパス。テンポを合わせ前に出て、勢いよく足を振り抜くも、相手のブロックに阻まれゴールへは届かなかった。

シュート後の中山

 続いて同18分、ビルドアップからつないだボールを受けとった渋谷がセンターから鋭いシュートを突き刺す。しかし、惜しくもボールはキーパー正面。点差はさらに広げられ、4ー0で前半戦を終えた。

 点差を少しでも縮めたい後半。同6分にチャンスが訪れる。ゴール前で鹿取が相手からファウルを受け、ペナルティーキックを獲得。このチャンスを得点につなぐべく、ゴール左へ力強いシュートを突き刺した(1ー4)。

シュートを放つ鹿取

 後半21分には、今季守護神を死守した波多野をG Kコーチと小川コーチの判断で多田(法4)へ交代。「波多野のプレーパフォーマンスが失点によって下がっていた」(小川コーチ)。交代後の失点はなかったが、得点を挙げることもできず大敗を喫した(1ー7)。

 「限られたメンバーの中で、自分達の現状を受け止めて戦いたい」(小川コーチ)。関大相手に最終節を制し、秋へインカレ出場の望みをつなげ。

(文責・浅川明日香、撮影・松島萌笑、大嶽悠雅)

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