サッカー部(男子)
HEADLINE

【サッカー部男子】貴重な勝ち点1獲得!

第101回関西学生サッカー1部リーグ後期

10月15日、関西大学千里山中央グラウンド(大阪府)で第101回関西学生サッカー1部リーグ後期第6節が行われた。同志社は関西福祉大と対戦し、1ー1で引き分け。勝ち点1を獲得した。

 スタメンには、GK多田(法4)、DFに本田(経3)、馬場拓(法2)、廣島(社3)、金沢(スポ3)、久世(文情4)、MFに野頼(法1)、戸坂(経4)、志知(商4)、鹿取(経2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

円陣を組むイレブン

 4位大体大と勝ち点1差でリーグ戦5位の好位置につける同志社。今試合勝利し、大体大が負ければインカレ圏内の4位に浮上する重要な一戦だった。

 第5節終盤に退場となった絶対的守護神波多野(スポ2)を欠きスタートした今試合。4年生GK多田は今季初スタメンを飾り、後方からのコーチングや、正確なキックで何度も起点を作り攻守にわたって貢献した。

指示を出す多田

 前半4分、早速同志社がチャンスを迎える。野頼が左サイドでボールを持ち、クロスを上げると鹿取が反応。しかし、ボールは惜しくも枠を右に逸れた。続く7分にも渋谷のふわりとしたクロスに戸坂が合わせるも相手の決死のブロックに遭う。序盤からアグレッシブに仕掛け、チャンスを何度も演出する。守備面では右SB久世が圧巻の対応でPAへの侵入を許さない。だが、ルーズボールを回収出来ず、徐々に相手にボールを回され始める。すると、前半41分自陣ゴール前でのクリアを回収され、混戦状態から押し込まれ失点。(0-1) 手痛い失点を許し、前半を終えた。

 ハーフタイムに選手を大幅に交代し、後半がスタート。交代を経て、プレーの強度が向上し、チームは主導権を握り始める。後半2分、早速交代で入った真田(スポ4)が相手CBとSBの間を抜け出し、絶妙なクロスをあげる。惜しくもDFにクリアされたが、真田は左サイドの攻撃を活性化させた。

左サイドからクロスをあげる真田

 試合が動いたのは同9分。後半から交代で入った馬場啓(文情2)がカットインで中に切り込み、ニアサイドへ強烈なミドルシュートを放つ。ボールはゴールネットを豪快に揺らし、馬場啓は2試合連続でのゴールとなった。

同点弾を決めた馬場啓

 その後も同志社が主導権を握り、果敢に攻め続けるが追加点は奪えず。1-1で試合を終えた。

 試合後小川コーチは「前半と後半では大きく試合が変わった。後半のようなプレー強度を初めから維持できれば」とコメント。前後半を通した強度の維持はチームにとって大きな課題だ。次戦の相手は関学大。関西選手権では全国大会を目前にして苦杯をなめさせられた相手と対戦する。課題を克服し、終始同志社のサッカーで圧倒せよ。

(文責・大嶽悠雅 撮影・浅川明日香)

ページ上部へ