サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】強豪相手に得点奪うも勝ち点0

第101回関西学生サッカー1部リーグ後期第9節

 10月29日、たけびしスタジアム京都で第101回関西学生サッカー1部リーグ後期第9節が行われた。同志社は京産大と対戦し、1-2で敗北を喫した。

スタメンには、GK波多野(スポ2)、DFに久世(文情4)、馬場拓(法2)、廣島(社3)、金沢(スポ3)、本田(経3)、MFに馬場啓(文情2)、志知(商4)、國府田(政策4)、鹿取(経2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

試合前に円陣を組む選手たち

 両チームの応援がスタジアムに響く中キックオフ。風が相手に味方したこともあり、序盤から相手にリードを許す。ゴール前まで切り込まれるシーンが続くも、ディフェンス陣の強靭なフィジカルで弾いた。

 前半7分、左サイド國府田が鹿取に縦パスをつなぐと、ボールはさらに前へ出た渋谷へ。テンポよくボールが回るも、ネット横へと逸れた。その後もゴール前までボールを運び好機を生み出すも、オフサイドが目立ち決定打を決められない。

 試合が動いたのは、同36分。守備が薄いタイミングでゴール前までボールを運ばれると、京産大のエースである食野のアシストでシュート。先制点を献上した(0ー1)。

ゴールに向かう馬場啓

 エンドが変わった後半。「風は今日の中で大きい条件だったし、(後半は)もう行くしかないと思った」(小川コーチ)。しかし、同10分には再びドリブルでゴール前まで運ばれ、そのままシュートを許した(0ー2)。

 直後からイレブンの反撃が始まる。同13分、左サイドからのクロスボールを、馬場拓がトラップ。ゴール前の混戦を切り抜け最後は渋谷がゴール正面で鋭いシュートを収めた。(1ー2)。

ボールを運ぶ馬場拓

 すると、中山、国嶋、杉山の3人を同時投入。「交代させてスイッチを入れてもらおうと思った」(小川コーチ)。果敢にゴールを目指しボールを運び、風も味方につけると主導権を手にする。同35分には渋谷が駆け上がりシュートを放つも、相手GKにセーブされる。続く同37分には、左サイドからのFKを切り返したボールを、鹿取がゴール前でミドルシュート。しかしボールを惜しくも右へ逸れ、最後まで同点弾を決めることはできなかった。

クロスボールをあげる本田

 今節を終えて、同志社の順位は依然としてインカレ圏内の4位。しかし、5〜7位のチームと勝ち点の差はわずか1と、全国への切符は残り2試合に懸かっている。「自信を持って4位でインカレ行けるように前向きに頑張りたい」(小川コーチ)。悲願のインカレ出場へ向け、課題点を修正する。(文責・浅川明日香、撮影・大嶽悠雅)

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