関西学生サッカーリーグ
10月9日、たけびしスタジアム京都で第102回関西学生サッカー1部リーグ後期第5節が行われた。同志社は後期リーグ無敗の京産大と対戦。奮闘するも及ばず、1-3で敗北した。
スタメンには、GK波多野(スポ3)、DFに本田(法4)、金沢(スポ4)、小山(法4)、安井(政策3)、MFに中山(商2)、吉川(法3)、宗川(法4)、馬場啓(文情3)、FWに鹿取(商3)、野頼(法2)が起用された。
インカレ出場のためにはもう負けられない。選手たちは強い気持ちで試合に臨んだ。開始9分、中山がドリブルで左サイドを駆け上がり本田にパス。受け取った本田はゴール前へアシストし、走り込んできた鹿取が頭で合わせた。しかし、惜しくもGK正面で得点することはできない。
ところがその直後、相手にCK(コーナーキック)から先制点を献上。1度はボールを弾きゴールを守ったものの、2度目のシュートを防ぐことはできなかった。
同15分、本田のパスから馬場啓がボールを持ちペナルティーエリア外からゴールを狙うも、斜め上へ逸れる。チャンスをつくるも、シュートを決めることができず厳しい時間が続いた。同29分には右サイドを抜け出した相手がシュート。少し逸れたが、左サイドから正面に再びパスがつながり、GK波多野の懸命な反応もむなしく、追加点を許した。
AT(アディショナルタイム)に突入すると同1分、中山がペナルティーエリア内で相手のファールを誘いPKを獲得。ここは冷静にゴールを決め、1点を返した。終了間際、鹿取の右CKから再びチャンスを生み出し、得点とはならなかったものの、良い流れで試合を折り返した。
後半11分、鹿取の右CKに小山が頭で合わせるも相手が弾き、そのこぼれ球を安井がシュート。決まりはしなかったものの、鹿取のCKが続く。それでもゴールネットを揺らすことはできなかった。同26分には左サイドを駆け上がってきた相手のパスがそのままゴール正面につながり、シュート。誰も反応することができず、痛恨の失点となった。
その後もイレブンは諦めずに走り続けたが、最後まで得点を決めることができず試合終了。勝利を収めることはできなかった。
今回の敗戦は、インカレ出場を目指していたチームにとっては大きな痛手となった。それでも気持ちを切らすことなく戦い続ける。次戦こそは勝利し、良い流れを引き寄せろ。(文責・大橋楓子、撮影・浅川明日香、村川愛実、近藤真子)