関西学生サッカーリーグ
10月13日、アクアパルコ洛西(京都府)で第102回関西学生サッカー1部リーグ後期第6節が行われた。同志社は阪南大と対戦し、3-2で勝利した。
スタメンには、GK祓川(社3)、DFに鈴木良(法3)、金沢(スポ4)、馬場拓(法3)、國嶋(法4)、MFに中山(商2)、廣島(社4)、中里(スポ4)、安井(政策3)、FWに鹿取(商3)、野頼(法2)が起用された。
今節の相手は阪南大。今年の総理大臣杯で優勝し、今勢いのあるチームなだけに油断は許されない。前半開始直後は一進一退の攻防が続く。しかし同38分、安井が右サイドから駆け上がりパス。ゴール前の野頼が頭で合わせ、先制点を獲得した(1-0)。「粘り強く勝負強くなった成長が現れた」(望月監督)。1-0のいい流れで前半を折り返した。
後半6分、相手に得点を許し同点に追いつかれる(1-1)。その後、何度もシュートを許すも祓川の好セーブでネットを揺らさせない。そして再びチャンスが訪れた。同21分、中山がドリブルで左サイドから切り込み、鹿取にパス。冷静にシュートを放ち、追加点を決めた(2-1)。同26分には野頼に代わり楠見(政策4)を起用。勝利に向けて勢いづいた。
しかし同43分、相手にゴールを許す。試合終了直前の悔しい失点となった(2-2)。何としても勝利したい同志社は全員が一丸となり、残り少ない時間で追加点を狙う。AT(アディショナルタイム)に突入すると中山が仕掛けた。ボールを受け取り勢いのままにシュート。弾かれたものの、こぼれたボールが楠見の前に流れ、決勝弾を放った(3-2)。全員で粘り強く戦い抜き、勝ち点3を獲得した。
次の相手は立命大。「残留争いをする上で負けられない直接対決になる」(中山)。全員で同じ方向を向き、伝統ある同立戦に臨む。(文責・村川愛実、撮影・浅川明日香)