サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】6連勝で國嶋組終幕

第102回関西学生サッカーリーグ

 11月16日、三木総合防災公園第1球技場(兵庫県)で第102回関西学生サッカー1部リーグ後期第11節が行われた。同志社はびわこ大と対戦し、4-1で勝利を収めた。

 スタメンには、GK祓川(社3)、DFに國嶋(法4)、金沢(スポ4)、馬場拓(法3)、安井(政策3)、MFに中山(商2)、廣島(社4)、宗川(法4)、前田(スポ3)、FWに鹿取(商3)、野頼(法2)が起用された。

 前節で大体大が勝利したため、インカレ出場の可能性は消滅。しかし今節をもって引退する4回生の有終の美を飾るため、チーム一丸となり試合に挑んだ。

ボールを蹴る金沢

 前半は同志社ボールからスタート。開始4分にゴールを守り切ることができず、先制点を献上(0-1)。

 しかし、攻められてばかりのイレブンではない。すぐに反撃を開始した。同6分には野頼から受け取ったボールを中山が左サイドからドリブルで駆け上がり、左足で鮮やかにシュート。「得意のドリブルを仕掛けられて、練習してきた左足でシュートを決められたのでよかった」(中山)。得点を取り返し、試合を振り出しに戻した(1-1)。

 そして同22分、絶好のチャンスが訪れる。中山がクロスをあげると、走りこんだ前田がシュート。「(中山)織斗がクロスをあげてくれて、あとは流し込むだけだった」(前田)。ボールはゴールに吸い込まれ、追加点を獲得した(2-1)。

ゴールを目指す楠見

  後半は野頼に代わり起用された楠見(政策4)が魅せた。同4分、右サイドで相手をかわすと、正面に走り込んできた鹿取にボールを託す。「これまで培ってきた信頼があったから(鹿取に)パスを出した。完璧なパスだった」(楠見)。想いをのせたボールはゴールネットを揺らし、さらに追加点を挙げた(3-1)。

ボールを運ぶ中里

 その後も流れを一切渡さず、一方的な試合を展開する。同31分、楠見が自らの足で決めた。見る人を感動させる見事なゴール。仲間たちは「今まで見た中で一番いいゴールだった」と声を掛け、全員で喜びを分かち合った(4-1)。

抱き合う小山と廣島

 大量得点を挙げ、4-1で試合終了。勢いに乗った同志社の連勝記録は6まで伸びた。そして今節をもって國嶋組は終幕。「繋」いできた先輩からのバトンは後輩に託された。4年生の想いを胸にこれからも日々鍛錬を積む。(文責・村川愛実、大橋楓子、撮影・浅川明日香)

 

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