サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】甲南大に敗北を喫した

 4月29日、万博記念競技場(大阪府)で第103回関西学生サッカー1部リーグ前期第5節が行われた。同志社は甲南大と対戦。1-4で敗北した。 

 スタメンには、GK波多野(スポ4)、DFに鈴木良(法4)、鈴木陽(経1)、吹田(スポ2)、安井(政策4)、MFに室(文情4)、小野(経3)、羽田野 (商2)、井藤 (商3)、FWに鹿取(商4)、野頼(法3)が起用された。

 試合は同志社ボールでスタートした。開始直後からボールを持つ時間が長く、勝利を感じさせる試合運びを見せる。前半3分には、鹿取がペナルティエリア付近で相手のハンドを誘いFK(フリーキック)のチャンスを獲得。相手に阻まれ得点することはできなかったが、こぼれ球から再びゴールを狙う。その後も決定機が幾度となく訪れるも、あと一歩決めきることができずにもどかしい時間が経過する。同14分に鹿取の右サイドからのFKに吹田が頭で合わせたが、ボールはゴールの少し上へ逸れた。

 その後、何度もチャンスをつくり出すも決定弾が出ない。そんな中、同26分にはピンチを招いた。華麗なドリブルで次々と同志社の選手をかわした相手が、ゴール前までボールを運ぶ。ここは硬い守りで得点は与えなかった。

ボールを追う安井

 スコアが動いたのはそのわずか5分後。守備陣の動きが遅れた一瞬の隙を突かれ、左からの鋭いシュートで先制点を献上した。しかし直後にすぐさま立て直し、反撃体制に入る。同35分、右サイドを駆け上がり抜け出した室が中央にパス。ここは呼吸が合わずつながらなかった。前半終了間際の同43分、相手に追加点を許す。悪い流れのまま試合を折り返した。

 後半立て直しを図る同志社は、MF小野、井藤に代えて馬場啓(文情4)、前田(スポ4)を投入する。同13分に室がペナルティエリアで相手のファールを誘い、PKのチャンスを得た。蹴るのはエース鹿取。落ち着いてPKを沈め、1点を返した。

キックをする鹿取

 勢いを取り戻した同大は何度もシュートを放ち、ゴールを狙う。同29分には鹿取の蹴ったボールに前田が頭で合わせたが、ボールはポストの上に逸れた。しかし、再び試合は相手に支配される。同36分に3得点目、その3分後にはさらに4得点目を奪われ、4-1で試合終了。勝ち点を手にすることができなかった。

ドリブルをする馬場啓

 「ミスが全て失点につながってしまった」(望月監督)。FAカップに続き、大量失点での敗戦を喫した鹿取組。しかし、こんなところで立ち止まっている訳にはいかない。次戦はすぐにやってくる。次こそは同志社らしい攻めのサッカーを貫き通して白星を挙げ、勝ち点3を手に入れろ。(大橋楓子、村川愛実)

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