サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】4-1で関大に快勝!

第103回関西学生サッカーリーグ

 11月9日、ヤンマースタジアム長居(大阪府)で第103回関西学生サッカー1部リーグ後期第10節が行われた。同志社は関大と対戦。4-1で今季2度目の勝利を収めた。

 スタメンには、GK祓川(社4) 、DFに安井(政策4)、鈴木良(法4)、吹田(スポ2)、 渡邉良(スポ3)、MFに馬場啓(文情4)、鹿取(商4)、小野(経3)、前田(スポ4)、FWに松隈(社4)、野頼(法3)が起用された。

 前日の試合結果によりインカレ出場の夢が絶たれた同志社。「1つのボールに食らいついて、同志社らしい泥臭いサッカーを体現しようと思った」(前田)。最後まで勝ちにこだわることを誓い試合に臨んだ。

 冷たい雨が降りしきる中、同志社のキックオフでスタート。序盤から積極的に攻めの姿勢を見せ、試合の主導権を握る。スコアが動いたのは前半11分。渡邉が左サイドからゴール前へと上げたクロスを相手DFがクリアミス。「ワンチャンスは絶対来ると思っていた」(松隈)とその球にすかさず反応し、しっかりとゴールへと押し込んだ(1-0)。

ゴールを決めて喜ぶ選手たち

 しかし同26分、一瞬の隙を突かれて失点(1-1)。リードを守り切ることができずゲームは振り出しに戻った。追加点を狙い果敢に前へと攻め込むイレブン。同36分、鹿取のパスをゴール前で受けた渡邉がシュートを打つも相手GKの好セーブに阻まれる。さらに同42分には、馬場啓が強烈なシュートを放つも再び相手GKのファインプレーに阻止され得点には至らなかった。あと一歩のところで決め切ることができず、1-1のまま試合を折り返す。

今試合2得点の活躍を見せた前田

 後半も同志社は攻撃的に試合を展開する。同7分、渡邉がペナルティエリア外から守備の隙を狙いシュート。「ゴール前だったので思いっきり振り抜いた」とその一撃は相手GKの意表を突き、勝ち越しに成功した(2-1)。このゴールでチームは一気に勢いづく。わずか2分後、前田がフィールドを一気に駆け上がり、相手GKと1対1に持ち込むと冷静な判断でゴール左隅へ流し込んだ(3-1)。

好セーブを見せた祓川

 それでもなお同志社の猛攻は続く。同15分、松隈がゴール前にボールを送ると室(文情4)が素早いタッチで前田にパス。先程の得点で波に乗る前田がしっかりと決め切った(4-1)。後半開始から15分で3得点を奪い、関大を一気に突き放す。その後は祓川の好セーブが光った。同31分、相手のカウンター攻撃を受けるも見事な対応で1対1を制し失点を回避。続く同35分には、立て続けに2本のシュートを打ち込まれたがファインプレーを見せ、チームをピンチから救った。相手の追加点は許さず3点差をキープしたまま試合は終了。「今年1番良い内容のゲームだった」(望月監督)。今季リーグ2度目となる勝利を収めた。

 次節はついに最終節となる。「大好きなこのチームで最後笑って終わりたい」(鹿取)。勢いそのままに同志社らしいサッカーを見せつけ、白星をつかみ取れ。(文責・内川穂波、撮影・大橋楓子)

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