サッカー部(男子)
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【サッカー部男子】1981年度以来、41年ぶりに天皇杯初戦を突破

5月22日に行われた天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会1回戦。福井ユナイテッドFCを相手に1-0で勝利し、1981年以来41年ぶりに初戦を突破した。

スタメンにはGK波多野(スポ1)、DFに本田(経2)、中田(経4)、小池(法4)、川口(商3)、MFに國府田(政策3)、仙頭(経4)、中里(スポ2)、鹿取(商1)、FWに長坂(スポ4)、東(神4)が起用された。

スタメン

社会人チームの独特な雰囲気と相手サポーターの声援が響き渡る会場で行われた試合。前半から同志社はサイドにボールを散らし、クロスから得点を狙う。そして前半35分、相手ゴール前で浮いたボールから長坂がダイレクトボレーを放ったが、惜しくもゴールポストに弾かれる。

競り合う東

その後も、國府田のドリブルから敵陣深くまで切り込んでいくなど、多くのチャンスを生んだが得点には繋がらなかった。多くのチャンスを作った國府田は「自分達の色はアグレッシブなところなので、そこをより改善することを意識していた」と話した。

前線にプレスをかける國府田

何としても得点が欲しい後半戦。前半同様にアグレッシブなプレーで攻め込んでいく。そして、後半21分ついにゴール前で東からパスを受けた長坂が落ち着いてシュートを放ち、待望の1点目を獲得した(1-0)。長坂は「ボランチの選手も上がってきてゴールに迫る中で、東から冷静な横パスが来たので、あとは決めるだけでした」とゴールシーンを振り返った。

ゴールを決め味方のもとへ走る長坂

追い込まれた福井ユナイテッドは全体的なラインを上げ、次々と同志社ゴールへ迫ってくる。そんな中、後半38分に東がレッドカードで退場。1人少なくなった同志社イレブンは防戦一方となる。そこで同志社は全員が体を張り、ゴールを守り続けた。そして、試合終了のホイッスルが鳴り響き、同志社が勝利を手にした。ゲームキャプテンである小池は後半のディフェンスの場面で「残り時間が少ない中で、僕たちは攻めに行くのではなく、守りきって勝利を掴み取ることを意思統一していました」と振り返った。

天皇杯二回戦、待ち構えているJ1の名古屋グランパス。二回戦に向けて、小川コーチは「あまり名古屋グランパスさんを大きく見すぎると緊張してしまうので、学生リーグでやっているような自分達らしいサッカーが出せるように準備したい」と話した。選手たちにとっても、プロとの公式戦はまたと無い機会である。だがそのプレッシャーを跳ね除け、大舞台でさらなる進化を見せて欲しい。 

(文責・撮影 西田雄哉)

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