7月2日に行われた2022年度 第51回 関西学生サッカー選手権大会3回戦。vs芦屋大戦、同志社は6-1で勝利を収めた。
スタメンにはGK小山智(神4)、DFに小山凌(法2)、川口(商3)、本田(経2)、山脇(社4) MFに仙頭(経4)、田中(法4)、滝澤(法2)、黒木(スポ3)FWに渋谷(経3)、菊池(政策3)が起用された。
30℃越えの炎天下の中、試合は始まった。天皇杯に続き、2個目の全国の切符をつかみ取るべく同志社イレブンはアグレッシブにゴールを目指す。
しかし、序盤ではサイドから攻め込み、ボールを相手陣地まで持ち込もうとするも、相手にカットされてしまい得点の契機を作ることができない。さらに、ゴールを何度も試みるも立て続けに得点を決めきれず、立ち上がりに苦しんだ。それでもGK小山智の積極的な声かけもあり、徐々に本来の姿を取り戻す。
前半15分、本田からのクロスに渋谷が反応。こぼれ球を冷静に流し込み先制点を挙げる。(1-0) このゴールを皮切りに同志社イレブンは何度もシュートを試みる。同26分センターサークル付近から黒木がロングシュートを華麗に決め、追加点を挙げる。(2-0)
さらに同27分、背後から抜け出した本田がそのままゴールを決め、3点目を獲得。立て続けに得点を決め、1部の強さを見せつけ相手を焦らせる。同志社の勢いは止まらない。同31分、サイドから本田が突き刺すようなゴールを決め4点目。(4-0)そのまま4-0で前半戦を折り返す。
日差しが照りつける中迎えた後半戦。暑さで体力が奪われる中でも選手たちは積極的に相手陣地へと攻め込んだ。しかし、芦屋大も攻撃の手を緩めない。後半5分、隙をつかれるかたちで失点してしまう。(6-1)まさかのかたちで失点してしまったが、すぐに切り替え、1部らしい余裕のあるプレーを見せる。
同志社に再び得点のチャンスが訪れたのは同8分。巽(法3)からのクロスにまたしても渋谷が反応。そのままゴールに流し込み、5点目をあげる。(5-1) 後半41分、PKをとると渋谷がそれを決め追加点を獲得。(6-1) そのまま6-1で芦屋大に勝利し、4回戦進出を決めた。小川コーチは、「思ったより楽に勝つことができてよかった。暑い中で連戦だったのでそういう勝ち方ができたので楽に点を取ることができないかというチャレンジもできた」とコメントした。また、大量得点を奪い、その中でも渋谷が3得点を挙げハットトリックを達成。「こんなの人生はじめてだったので本当に嬉しいです」とコメントし、喜びを爆発させた。
明日の4回戦の相手は関福大に決定。リーグ戦では公式戦初黒星をつけられ、悔しさを残した。次戦に向け、小川コーチは、「相手に関係なく最近は4回戦の壁を越えれていないんで越えることと、リーグ戦では負けているので今度こそ暑さに負けず、アグレッシブに1部同士の対決をしていきたい」とコメントした。
鬼門である4回戦超え、そしてリーグ戦での雪辱を果たし、総理大臣杯の切符をつかむ。(文責・杉山舞、撮影・西田雄哉)