7月31日に行われた第100関西学生リーグ前期第4節(延期分)。対大産大。インカレ争いに向け、何としても勝ちが欲しい一戦。
スタメンはGKに小山智(神4)、DFに山脇(社4)、金沢(スポ2)、中田(経4)、久世(文情3)、MF戸坂(経3)、仙頭(経4)、中里(スポ2)、國府田(政策3)、FWに岩岸(商4)、長坂(スポ4)が起用された。
日差しが照り付け、気温が上昇する中ではじまった試合。前半から同志社は、エリアを広く使い、ゴールを狙いにいく。攻守がすぐに入れ替わる試合となり、敵陣ゴール付近まで攻め込むが、あと一歩のところで得点に繋がらない。そして、そのまま得点は動かず前半を終えた。
流れをつかみたい後半戦。同志社は前半同様に果敢にゴールを狙う。しかし、後半6分相手のカウンターを止めることが出来ず失点。(0-1)リードされた同志社だったが、すぐさまミスを修正し、後半8分、こぼれ球を戸坂がゴールへ突き刺し同点に追いついた。(1-1)もう一点が欲しい同志社は流れをつかみ、何度も相手ゴールに迫る。そして後半12分、金沢からのパスに戸坂が抜け出し、冷静に決め、追加点を獲得した。(2-1)戸坂は「相手のディフェンスラインの裏のスペースが空くことが分かっていた」と得点シーンを振り返った。
その後も、何度もピンチを招いたが、ディフェンス陣が体を張り、追加点を与えず、2-1で勝利した。
今試合を小川コーチは「まだまだやれることがあった、次の甲南大戦では自分たちのやってきたことをやって、あと2試合しっかり勝ち切ってインカレ争いに絡みたい」とコメントした。前期も残すところあと2試合。後期に良いスタートをきれるように、力を出し切ってほしい。【撮影:杉山舞 文責:西田雄哉】