サッカー部(男子)
HEADLINE

【サッカー部男子】後期リーグ初白星!

 10月2日に第100回関西学生サッカーリーグ1部第4節が行われた。同志社は甲南大相手に終始粘り強い攻撃を仕掛け、1-0で勝利。秋季リーグ初の白星を挙げた。

 スタメンにはGK天野(スポ4)、DFに小池(法4)、中田(経4)、金沢(スポ2)、山脇(社4)、MFに仙頭(経4)、田中(法4)、長坂(スポ4) 、FWに國府田(政策3)、岩岸(商4)、鹿取(商1)が起用された。

円陣を組む選手たち

 秋の匂いを漂わせ、日差しが照りつける中で始まった試合。序盤、相手はサイドを中心にボールを占有し、同志社は思うようにゲームを運べない。前半7分、先にゴールを揺らしたのは相手だった。サイドからロングボールで攻め込まれ、シュートは枠内に入るも、オフサイドの判定で失点を避ける。

 主導権を握りたい同志社は、前半28分、長坂のロングスローにヘディングで繋いだ。だが、惜しくもボールはゴール正面で、相手GKにキャッチされ好機を活かすことができない。

 攻撃と守備を繰り返しながら、果敢にゴールを狙う同志社だが、相手のコンパクトな守備のポジショニングに塞がれる。両者得点を得ることがないまま、前半が終了した。

 なんとか先制点を奪いたい後半戦。前線でボールをおさめ、サイドにテンポ良く展開するシーンを増やそうとする。だが後半17分、センターバックの間をつかれ、スルーパスを通されるピンチ。息を呑むシーンになったが、山脇の素早い走りでシュートブロックする。

サイドバックの山脇

 後半35分、ついに均衡が破れる。左サイドの東がカットインからシュートを放つと、ボールはゴールの左隅に吸い込まれた(1-0)。東は、「中野からパスを受けて、決めなきゃいけないところで決め切っただけ。」と振り返る。チームが一丸となったことによる得点だった。

喜ぶ長坂、抱き合う東と國府田

 その後も、相手に果敢にゴール前までボールを運ばれるが、先制点をなんとしてでも死守したい同志社イレブン。東や中野ら途中出場組が激しいプレスをかけ、そのまま試合終了のホイッスルが響いた。実に5戦ぶりとなる白星を獲得した瞬間だった。

 次節は、前回点を取り合い競り負けた大体大。小川コーチは、「今の状態であれば、自信を持ってやっていける。」とコメントした。降格争いから脱したい同志社は、自分達のプレースタイルをさらに磨き上位チームに挑む。

(文責:浅川明日香・撮影:杉山舞)

ページ上部へ