11月5日に行われた関西学生サッカーリーグ1部第9節。vs関福大戦、同志社は2-0で勝利。前期、関西選手権のリベンジを果たした。
スタメンにはGK天野(スポ4)、DFに 久世(文情3)、小池(法4)、中田(法4)、金沢(スポ2)、MFに中野(スポ4)、田中(法4)、長坂(スポ4)、戸坂(経3)FWに渋谷(経3)、鹿取(商1)が起用された。
秋晴れの中、試合は始まった。「核となるメンバーがいない分攻撃力の面で不安でした」(小川コーチ)。その思いとは裏腹に序盤から、サイドから攻め込み、相手陣地で試合を展開。同志社のペースに持ち込み、上々の立ち上がりを見せる。流れを渡すことなく、何度もゴールを目指す同志社イレブン。何度もシュートを試みるも、決めきることができない。そんな中、試合が動いたのは前半25分。PA中央から渋谷がゴールネットを揺らし、先制。(1-0) ゴールを決めた渋谷は「(中田)渓斗くんが粘ってくれて、溢れたのを決めるだけだった」とコメントした。その後も何度もゴールを試みるが、決めきることが出来ず、いい流れのまま前半を折り返す。
後半も終始同志社ペースで試合は進んだ。同13分、戸坂のフリーキックから中田がシュートを決め2点目を決める(2-0)。中田は「入るところは完全に中で決めて、あとはそこにボールが入ってこれれば、決めるだけだった。あれは戸坂のアシストが、ボールがよかったです。」とコメントした。その後、何度かゴールを狙われるが、天野のスーパーセーブやDF陣の堅守のかいもあり、無失点で切り抜け、2-0で試合終了。久しぶりの勝利となった。
試合後、小川コーチは「半分は自分たちのサッカーを押し通して半分は相手をリスペクトして、嫌なことをやろうと思っていたのが、特に守備面にでていてそこがしっかりとはまって相手にとってゴールに狙いにくい守備ができてたと思うので、結果としてセットプレーでとることができて、戦い方を選べてよい結果が得られた」と試合を振り返った。残留争いの中で、今回の勝利は貴重な一勝となった。1部残留を目指し、来週も勝利を目指す。
(文責・杉山舞、撮影・浅川明日香)