関西フットサルリーグ2024 2部
6月15日、五色台運動公園アスパ五色体育館(兵庫県)で関西フットサル2024 2部 第3節が行われた。同志社は昨シーズン1部から降格してきたグラビスと対戦。最終盤に追いつかれ、5―5で引き分け。開幕2連勝と波に乗っていたがここで連勝ストップとなった。
試合を有利に進めたい同志社だったが、開始2分に相手に競り負け、失点を許してしまう。その後は積極的に攻めて同点弾を狙うも得点には結びつかない。すると6分半、藤岡(経2)が自ら個人技で相手守備陣を突破してシュート。昨シーズンから活躍する期待の2年生の活躍で同点とした。7分には勢いそのまま、セットプレーを獲得。逆サイドに構えていた伊東(経4)が上手く合わせてボレーシュートを放つと、力強いシュートはゴールに吸い込まれすぐさま2ー1と勝ち越しに成功した。10分にも安達(理工3)にゴールが生まれて大量リード体制に入ると思われた。しかし、またも守備の間のスペースを狙われて失点。3ー2と試合を分からなくしてしまう。そのまま前半が終わるかと思われた15分、上仮屋のクロスから最後は小松が合わせてゴール。4ー2で前半を折り返した。
後半の立ち上がり、球際で両者譲らない激しい展開。5分に決定機を逃すと、いやな雰囲気が同志社を襲った。その予感は的中。7分に失点を許し、リードを縮められる。試合を決める上でも次の1点が欲しい同志社だったがここは逆に攻め込まれてしまう。しかし、羽田(理工2)のビックセーブで難を乗り切ると、10分に伊東と吉田のワンツーで相手ゴレイロを交わし、得点。相手を突き放すことに成功する。対するグラビスも昨季1部の実力を発揮。少ない人数ながらも質の高いプレーを見せて流れを持っていく。すると16分、18分に立て続けに失点を許して同点に追いつかれる。その後同志社は攻撃に人数をかけて相手ゴールに迫るも、同点のまま無念のタイムアップ。
主将の原(経4)は「1試合目、2試合目と大量リードが続いた中で、気持ちの緩みが出てしまった」と試合を振り返る。今節は同点に終わったが、リーグ戦の順位では得失点差の関係で1位をキープ。悲願のリーグ優勝、その先の1部昇格に向けて目の前の敵を撃破し、連勝街道を突き進め。(久岡悠斗)