
関西フットサルリーグ2025 2部
8月2日に堺市原池公園体育館(大阪府)で行われた関西フットサルリーグ2025 2部。第5節となった今節はドントハフトゥと対戦。第3節で初黒星となった同志社は先日のコンフィアンサFC戦において勝利をつかむ。再スタートを切ったチームは白星を挙げるべく、試合に臨んだ。
試合は同志社ボールでスタート。序盤は拮抗(きっこう)した展開で時計の針が進んでいく。すると、前半7分。菅原(政策2)が敵陣でハイプレスを行う。ボールを奪うと吉田(理工4)へパス。最後は最上級生が落ち着いてゴールに流し込んで先制点を得た。同10分には、またもハイプレスから吉本(経2)が得点。11分にも吉田がこの日2点目を奪い、序盤にして3-0と相手を突き放すことに成功した。


その後は守備に回る時間が続き、同16分にカウンターから失点。しかし、同17分に藤岡(経3)が同19分に吉田が悪い流れを払拭するかのような一撃で再び相手を突き放す。「シュートで終わるという意識を持つことができた」(吉田)。攻撃的な姿勢を崩さず、5-1とリードを保ったまま、前半を折り返した。
後半もその勢いは止まらない。後半6分に藤岡がこの日2点目を奪取する。その後は一進一退の攻防を繰り広げた両者。終盤に突入すると、相手の人数をかけた攻撃に対応を迫られ、何度かピンチを迎えた。

徐々に流れが相手に傾き、同15分に失点を許すと点を取り合う戦いとなった。「終盤の試合の締め方に課題があると思う」(上仮屋)。幾度もゴールネットを揺らすも失点も目立った今試合。9-4で試合終了のホイッスルが鳴った。

この日、ハットトリックの活躍でチームをけん引した吉田は「最後の大舞台なので思いっきり楽しんで日本一を目指したい」とコメント。14日に控えるインカレに向けて確かな手応えを得ることができたはずだ。悲願の日本一に向け、チーム一丸となってまい進を誓う。(久岡悠斗)