関西フットサルリーグ2025 2部
9月28日、おおきにアリーナ(大阪府)で行われた関西フットサルリーグ 2025 2部。第8節を終えて5勝3敗と上位をキープする同志社はハシモトインダストリーと対戦した。しかし、試合は前半に失った2点を最後まで埋めることができず、悔しさの残る敗戦となった。
前半は同志社ボールでキックオフ。立ち上がりは互いに譲らず、拮抗(きっこう)した展開が続いた。試合開始4分、均衡を破ったのは同志社。パスを受けた藤岡(経3)がシュートを決め、先制点を挙げた。しかし、相手の猛攻によりすぐに点を返され、直後さらに失点。逆転を許す。攻撃の糸口をつかめないまま迎えた11分、再び守備を崩されてまたもや点を奪われる。そのまま1-3とリードを許す苦しい展開で試合を折り返した。


後半がスタート。反撃に出たい同志社は、立ち上がりから猛攻を仕掛ける。開始わずか30秒でその攻撃が形となる。ゴール前から再び藤岡がシュートを決め、反撃ののろしを上げる得点を挙げる。流れを引き寄せるかに見えたが、後半10分に相手の強烈なシュートで追加点を奪われ、同14分にも失点を重ねる。再び点差を広げられ、苦しい展開となった。終盤、同志社はパワープレーに切り替え、残り2分には大和(経2)が意地の一打を放った。「前日の練習でパワープレーを詰めたので、そこがうまくいったのは今日の収穫かなと思う」(上野・政策3)。しかしその後は攻めきれず、タイムアップ。無念の敗戦となった。


この試合は、4年生全員の引退後初めての公式戦。3回生を中心に再編された新体制チームは、敗北を喫するも随所に力強いプレーを見せた。主将は「次の試合からもっと自分が主体的に盛り上げていきたい」(上野)。次戦は10月11日にレジスタ神戸と対戦が行われる。この試合での悔しさを糧に、新チームはさらなる成長を遂げるべく、勝利を目指す。(谷口美紗紀)