関西学生秋季1部校学校対抗戦
9月9日〜9月13日にかけ今年度の対抗戦が蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀県)にて行われた。主将の西山(生命4)を筆頭に上久保(商4)、下園(経3)、齋藤(スポ3)、木村(商2)、吉田(商2)、守谷(経2)、高橋(商2)、長瀬(政策2)、井土(スポ1)、コヴォロヴスキー(商1)、名下(スポ1)の計12名で5日間を戦い抜いた。ルールとしてはシングルスとダブルスそれぞれで8p(ポイント)、合計16pを巡り競い、高い方が勝利となる。西山組は2勝3敗で負け越したものの、勝ち点6で4位につけ全国への出場権を獲得した。
初日、対大院大戦。ダブルスの西山・下園ペアのみ勝利を勝ち取り、4p-12pで負けスタートとなった。しかし切り替えて臨んだ2日目で関学大を圧倒。シングルスでは上久保、木村、吉田、下園、西山、井土それぞれが勝利し6pを奪取。ダブルスでは全ペア勝利を収め8p獲得し、合計14p-2pで勝利を収めた。
3日目の対近大戦は接戦の展開。昨年王者相手にシングルスで若手たちが魅せる。「飛距離が武器だったが、安定感が加わったことでアドバンテージを得ることができた」(木村)。春の全国に出場したルーキー井土、ゴヴォロヴスキーに加え同じく北海道で戦った木村と、吉田がそれぞれ勝利を奪取。シングルス終了時点4p-4pで勝負はダブルスに持ち込まれる。しかし運命のダブルス、吉田・コヴォロヴスキーペアが勝利したが他が援護できず、最終スコア6p-10pであと一歩及ばなかった。
4日目は大手前大との対戦。シングルスではエース下園に続き、コヴォロヴスキーと木村が勝利する。しかしダブルスでpを奪えたのが西山・コヴォロヴスキーペアのみ。その他ペアは惜敗を喫し5p-11pで1勝3敗となった。全国の切符がかかった最終日の関大戦。主将・西山がチームをけん引し5p-3pでシングルスを勝ち切る。ダブルスでは4p-4pで引き分けたが、最終スコア9p-7pで接戦を制し勝ち点を獲得。2勝3敗の勝ち点6で全国への切符を掴み取った。
「(他大学との)差はポイント数を見ればわかるように近づいてきているし、手応えも感じている」(木村)。目標の関西優勝には届かなかったが着実に成果を得た大会となった。次の全国では春の7位の順位を超えるため奮闘する。(中嶋理博)