
9月16日、芦屋カンツリー倶楽部(兵庫県)にて令和7年度関西学生女子秋季1部校学校対抗戦が行われた。昨年に引き続き出場した佐々木(商4)、谷本(スポ3)の小林江(同女2)の3名に、須永(文情2)、小林イ(生命1)を加えた計5名でラウンドを回った。全国の出場権をかけて、2日目に駒を進めたい同志社だったが、結果は7位。初日のカットラインに届かず1日目で敗退となり、入れ替え戦に回ることとなった。

日本女子学生で優勝を果たした佐々木がチームをけん引するのがゴルフ部女子のセオリーだった。しかし、この日はショットが思い通りに行かない。「自分が日本学生で来てたことが何もできなくて、すごい悔しい」(佐々木)。本来の力を発揮できなかったものの、チーム2位となる77ストロークで18ホールを回った。

この日チームを支えたのは主将の佐々木に代わって奮闘した谷本とルーキーの小林イ。前半のコースを38ストロークで回ると、残りは2ストローク減らした36ストロークの計74ストロークでチームベストの記録となった。絶対的エースの佐々木のラストイヤーに、来季のエース候補が頭角を表した。小林イは対抗戦の緊張を感じさせない堂々としたプレーを見せ、最終ホールでは難しいバーディを決めて笑顔を見せた。

良い流れを作ることができず2日目、さらには全国に繋げることができなかったゴルフ部女子。昨年悲願の1部昇格を果たしただけに、その座を手放すわけにはいかない。また、佐々木は男子の下園(経4)に続いてプロテストの合格を狙っている。「バーディーチャンスみつけて、バーディー取っていけたらいい」1部残留とプロ入りをかけて主将・佐々木の最後の挑戦が始まる。(文責・中嶋理博、撮影・内藤美紀)